絵本の読み聞かせをしてみよう!よみっこ ブログ




ヨーンじいちゃん(児童文学)
 お年寄りとの付き合い方について
 いろいろと考えさせられます。

 両親と姉弟の家族が、
 母親の父「ヨーンじいちゃん」と暮らし始めるところから始まり、
「ヨーンじいちゃん」が脳卒中で倒れ、
 その後にぼけていき、
 家族がみとるまでが描かれています。

 核家族が多くなり、
 お年寄りがいる家庭は少なくなっているはずです。

 だから……

 お年寄りに関する本や様々な情報が必要なのです。
 向き合う機会がなければ、
 どうやって接したらいいのか分からなくなってしまうからです。

 そんな人が多数を占めてしまえば、
 お年寄りは社会の片隅に追いやられてしまうことになりかねません。

 だから……

 こうした本や情報は、これからますます必要になるのです。

 そしてそれだけでなく、

 お年寄りと子どもが接するための
 システム作りが必要だと思っています……!



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しかもフタが無い(単行本)
 衝撃を受けた「りんごかもしれない」の作者ヨシタケシンスケさんの本。

 ヨシタケさんの絵本は、まだこの一冊だけなのです。

 次の絵本の出版を期待しているのですが、
 待ちきれなくなって読んでみた本です。

 ちょっとした文章のついたイラスト集。

 作者紹介の最後に……

「本書がメジャーデビュー作品集である。」

 ……と書かれています。

 やはり……

 恐るべし、ヨシタケシンスケさんです!

 最初から最後まで、

 ニヤニヤが止まりません。

 その間に、

 爆笑が挟まります。

 でもね……

 思っちゃうんですよね。

 どんだけ繊細なんだ! って……

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ゾーヴァの箱舟(画集)
 ミヒャエル・ゾーヴァさんの画集です。

 
ひみつのプクプクハイム村」の作者です。
 独特の絵が気になって、他にどんな絵本を出しているのかと探してみましたら、「ひみつのプクプクハイム村」しか出版されていませんでした。
 けれどもミヒャエル・ゾーヴァさんは、有名な画家でして、画集などは数多く出ていました。
 そこで図書館から
何冊か借りてきて眺めてみたうちの1冊が、
 この「ゾーヴァの箱舟」です。

 面白いです!

 画集ではありますが、文字のない絵本のように眺めることができます。

 摩訶不思議な絵と、その絵に添えられているタイトル……
 この一枚の絵とタイトルで一つの絵本としての作品です。

 ですから
「ゾーヴァの箱舟」は、絵の数だけの作品が詰め込まれた絵本短編集だという見方もできます。

 絵を眺めていると「なんだこれ?」という感じになり、
 でも何故か引き込まれて、
 そんな状態でタイトルを見てみると、
 頭の中で物語が動き出すのです。

 この画集を絵本として眺めていると、
 延々と楽しむことができます!

 絵に頭の中を刺激されて、妄想が尽きなくなってしまうのです。

 それで……

 ついついお酒を飲み過ぎてしまいます……気を付けてください……

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十人十色なカエルの子
 発達障害を理解するための入門書として最適の1冊。

 作者の落合さんは、アスペルガー症候群の当事者です。

 約60ページは、絵本のように、たくさんの絵を用いた説明になっていて、その後の約25ページで、絵本部分の解説が文章によって加えられています。

 本文中に描かれている絵は、タイトル通りに、人ではなくカエルです。

 この絵の雰囲気も、とっつきやすさがあっていいです。

 子どもが読んでも分かりやすいはずです。

 すべての人に読んでもらいたい本です。

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ひとくち童話(童話)
 みじかい、短い、ミジカーイ、童話集。

 原稿用紙1枚にも満たない童話も、たくさんあります。

 詩としても楽しめるなと思いました。

 けれども書かれているのは心象風景といったものではなく、純粋に何気ない日常の中の一コマです。
 何でもないことです。
 ほんとうは、とりたてて話すことでもないことなのかもしれません。

 けれど、その一コマに対する目の向け方、または切り取り方に感動してしまうのです。

 こんな童話を書いてみたいものです。
 いっけん簡単なことのように思うかもしれませんが、
 ものすごく難しいことです。

 いくつもの虚飾を心と体にまとっている人に書けるものではありません。

 無駄なものはどんどんと捨てて、ほんとうに大切なことに、
 しっかりと目を向けることが出来るようになりたいものです……

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母がしんどい(マンガ)
田房 永子
新人物往来社
(2012-03-24)

 いろいろと誤解をしていました。

 内容について……

「母がしんどい」というのは、

 母になった私がしんどい……とか……
 母親になって初めて分かった母のしんどさ……

 なんていうように、
 母親の立場にいる筆者が書いている内容だと思っていました。
 さらにこの本は、エッセーだと思っていました。

 けれども「母がしんどい」は、娘としての筆者が、幼き頃から「しんどい」と思い続けてきた「母」から「逃げ切る」までの話をつづったマンガです。

 共感する人はたくさんいるはずです。
 それは、昨年(2012年)〜一昨年だと思うのですが、「母がしんどい」と同じような母娘の関係を題材とする本が多数出版されて、小さなブームになっていたのではないかと思ったからです。

 この本は、マンガだということが強みです。

 重い題材が軽やかに描かれているので、同じ経験をしてきた人たちではない第三者でも、最後まで興味を失うことなく読み進めることが出来ます。

 ……けれど……

 この関係というのは、母娘だけの関係に限ったことではありません。
 いろいろなところで同様の関係が存在します。

 第三者であっても他人事としてではなく、
 身近にあることだと思いながら読み進めることをお勧めします……

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いずみは元気のかたまりです(童話)
 女性が強くなった。
 元気があるのは女だけ。

 ターゲットにする消費者は女性。
 女性に受け入れられなければ商品は売れないから。

 ……なんていうことになったのは、いつのころからでしょうね。

 大人だけのことではありません。
 子どもの世界でも同じです。
 女の子の方が早く成長する10代前半までならなおさらです。

 だからこそ……じつは女の子の胸の中には、
 複雑な思いが渦巻いているのです……と思います……

「いずみ」の元気には、
 けっして他人には明かすことのない理由があったのです。

 そんな「いずみ」を
 同じクラスの男の子「としふみ」の視点で描いています。

 胸がキュンとする爽やかなお話です!

 それから、それから……

 1回しか登場しない脇役なのですが、
 個人的に「あやちゃん」が気になります。

 ……古い人間ですから……


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


<日本児童文学者協会・国土社共催
 『ともだちって☆いいな』公募優秀賞受賞作品>


 作者の「こばやしかずこ」さんは、私も参加している児童文学の会「メルヘン21」の同人です。
 菊地ただし先生門下です。

 きっと、いずこかで菊地先生も喜んでくださっていることと思います。

 ぜひぜひ、読んでみてください!

 お買い求めいただければ幸いです。
 もちろん図書館で読んでいただいても嬉しいです。
 もしも図書館になかったら、リクエストしてくださいね。

 よろしくお願いします!

| comments(0) | trackbacks(0) | 13:19 | chaury |

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さよなら教室(児童文学)
 ◇菊地 正:作
 ◇油野 誠一:絵
 ◇発行:ポプラ社 昭和48年5月(1973年)
 ◇122ページ

「まえがき」を全文紹介します。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 東京のどまん中の、ビルとビルにおしつぶされそうな谷間の校庭に立って、タカシは、うでをくんで考える。
 いま、いちばんだいじなものは、なんだ!
 きのうも、きょうも、どんどんと友だちがいなくなっていく。
 公害の都から、にげていってしまう。
 東京って、いったい、なんだ!
 タカシは、ちょっとだけのぞいている青空をにらんで考える。
 いま、いちばんだいじなものは、なんだ!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 タカシは、都市過疎が進む東京の小学校に通う4年生。
 友達が少なくなっていくことに落ち込んでいるクラスメート。
 ある日、担任の先生のアイディアで架空の転校生が紹介される……
 その奇抜なアイディアを受け入れ親交を深めていくクラスメート!
 姿なき女子の転校生の意味することとは……?
 

| comments(0) | trackbacks(0) | 19:34 | chaury |

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もんじゃの吉−多摩八王子の頓智咄
 菊地ただし先生の昔話の本です。

 この本だけではないのだけれど、菊地先生の「とんとんむかし」の昔話関連の本は、復刊しないのだろうか。
 ぜひ、復刊してほしい!

「もんじゃの吉」は、読んでいると、先生の人柄が偲ばれます。
 頓智話なのに、優しさあふれる内容です。
 そして江戸の粋を感じて、なんだか後味が爽やかなのです。

 いつか機会を作って、語りたいと思っています。

 この本は、図書館で借りてきたのだけれど……手に入れたい!
 他の本は、ほとんど見つけたのだけれど、この本は未だに見つかっていないのです。

 まだ手に入れたい本があります。
「多摩ふるさと昔話」と「八王子の弘法伝説」
 あきらめないで探し続けます!

菊地ただし先生の本

| comments(0) | trackbacks(0) | 11:16 | chaury |

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銀の半月(少年詩集)
 美しい自然を捉えた風景写真のような詩集です。

 しかしそれは、たんなる風景写真ではありません。

 心象風景を表すための扉になっているのです。
 詩によっては、窓であったり、家そのものにもなります。

 ですから、写真自体を見るようにして味わった後に、妄想の中で思う存分に遊ぶことができるのです。


 少年詩です。
 しかし絵本や童話と同様に、大人が読んでもおもしろいのです!

 ぜひ、何回か音読してみてください。

 言葉が体の中に染み込んできて、気持ちがよくなってくるはずです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 作者・井上 一枝さんは、私も参加している児童文学の会「メルヘン21」の同人でもあります。

 ですから、私が敬愛する今は亡き菊地ただし先生の門下でもあるのです。

 現在井上さんは、詩に関しては、詩人・野呂 昶さんの教えを受けているのですが、少年詩を書くきっかけは菊地先生でした。

 菊地先生の教え子たちが集まる「メルヘン21」のメンバーが本を出版したなんて……

 なんてすばらしいことでしょうか!

 先生のふくよかな笑顔が目に浮かびます。

| comments(0) | trackbacks(0) | 22:02 | chaury |

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