絵本の読み聞かせをしてみよう!よみっこ ブログ




仙人のおしえ(絵本)
 心が……

 きれいに、きれいに洗われます!

 登場する主人公が、
 映画やドラマや小説などに出てきたとしたら……

「こんな人は、絶対にいない!」

 なんてことを思ってしまうかもしれません。

 でも……

 昔話では素直に受け入れることが出来るのです。

 長い年月をかけて磨き上げられてきた昔話の力です!

 目の見えない母親と暮らしている「むすこ」は、
 母親の目を直すために仙人を探しに出かけます。
 その道中で出会った人たちに、
「それならば、私の願いも……」ということで、
 三つの願いを託されます。
 ところが……
 ようやく出会った仙人は、
「願い事は三つまで」だと言うのです。
 そこで「むすこ」は、
 道中に出会った人たちに託された
 三つの願いを叶える方法だけを聞いて帰ってくるのです……

 さて、結末はいかに!

 昔話って……いいですね……



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かしこいウサギと はずかしがりやの大きな鳥(絵本)
 カバーの袖の部分に、
 ミャンマーの昔話にヒントを得た話だと書かれています。

 でも文章の作者は、ミャンマーの人ではなく、
 ミャンマーで暮らしたことのあるフランスの女性で、
 絵の作者もフランスの女性です。

 むかしむかしの……その当時は……

 世界は、二つの国に分れていたそうです。

 陸の国と海の国。

 陸の国の王様がライオンで、
 海の国の王様がドラゴンです。

 ライオンは、やさしく穏やかで、、
 みんなに慕われています。

 それに対しドラゴンは……

 無類の強さを誇り乱暴者で
 みんなに嫌われています……完全に悪役です!

 このライオンとドラゴンが戦うことになってしまうのです。

 さて、結末はいかに……!?

 というもお話です。

 とにかく……

 色鮮やかな絵がたまらなくいいです。

 そしてなにより……

 絵にも物語の展開にも、

「これは昔話なんだよ。ゆっくりと楽しんでおいき」

 というような雰囲気がただよっています。

 だから……

 いつも以上にリラックスをしてしまい、
 メルヘンの世界に
 すんなりと入り込んでしまったのかもしれません……!

| comments(0) | trackbacks(0) | 14:48 | chaury |

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月見草の花嫁―佐賀民話の語りより(絵本)
 白い満月が浮かぶ夏の夜、

 悲しくも美しい、

 ひとつの愛の物語が終わりました……



 表紙のタイトルの横には
「佐賀民話の語りより」という言葉が添えられています。

 奥付のページにある作者・飯野さんの文章によると、
 熊本県へ「語りと絵本」の講演に行った時に、
 語り部の女性から聞いた話だそうです。



 語り継がれて、磨き抜かれてきた話。

 けれども、まばゆく光り輝くのではなく、

 静かに……ほのかに……

 それでも絶えることなく光を放ち続けてきたような話。



 お酒を飲みたくなった月夜に……お楽しみください……



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ゴナンとかいぶつ(絵本)
イチンノロブ・ガンバートル
偕成社
(2013-03-06)

 モンゴルの昔話絵本。

 日本の昔話だったとしても、おかしくないと思うくらいに
 馴染みのある物語展開なので、とっても親しみやすいです。

 昔、モンゴルの草原に住んでいた、おじいさんとおばあさんには、
 ゴナンという男の子がいました。

 ゴナンは、すくすくと育ち、3歳になった時には、
 1人で33人分の仕事をするくらいの力持ちになっていました。

 そんな時、怖ろしい怪物マンガスに村が襲われて、
 村の大切な宝物や牛や馬や羊を奪われてしまったのです。

 そこでゴナンは、マンガスを退治に出かける決心をしたのでした……

 こんな物語は、
 水戸黄門で印籠が出てくるのと同じような満足感を得ることができます。

 きっと読者は、
 あるべきところに必ずあるという
 期待を裏切ることのない物語に安心するのです。

 それでもこの絵本は……

 やはりモンゴルの昔話絵本です。

 ひとつは、
 モンゴルの衣装や自然が描き出されている素晴しい絵があるからです。

 そしてもうひとつは……

 ラストシーンでゴナンとマンガスは、
 モンゴル相撲で戦っているということです。

 白鵬、日馬富士、
 そして今場所横綱を目指している鶴竜たちにとって、
 ゴナンは、偉大なヒーローなのかもしれませんね。

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:22 | chaury |

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犬になった王子(絵本)
 チベットの民話絵本。

 なんだか懐かしを感じる美しい絵だなと思って眺めていました。

 絵を描いた後藤仁さんは、作者紹介を見てみると
「アジアの美人画」をテーマとする作品を描いている日本画家でした。

 なるほど……!

 登場するヒロイン「ゴマン」の美しいこと!

 さらにチベットの衣装などの美しさにも目を引かれます。

 美しい人やものは、眺めているだけで
 癒されたり、ワクワクしたり……いいものです……

 もちろん楽しめるのは絵だけではありません。

 物語は、少しだけ長めで48ページあります。
 けれども昔話の面白さ満載という感じで、
 冒険、恋愛、成長などなど、さまざまな要素が盛り込まれていて、
 引き込まれてしまいます。

 国は変われど、昔話の面白さは変わらないということですね!

| comments(2) | trackbacks(0) | 15:20 | chaury |

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びんぼう神とふくの神(絵本)
 1992年発行の絵本です。

 大好きな昔話の絵本なのですが、紹介していなかったので、
 遅ればせながら……

 ところで、質問です!

 貧乏神と福の神、どちらが好きですか?

 そりゃ、福の神ですよね。
 少なくとも、福の神と答えた人の方が圧倒的に多いはずです。

 でも……

 好き嫌いは、ちょいと置いておくとして、
 貧乏神というのは、悪い奴なんでしょうかね。

 とりあえず「神」がついているので神様だと思うのですが……

 それで簡単に調べてみましたら、ところによって貧乏神は、
 貧乏を福に転じる神として祀られたりもしているようです。

 それから、これは大切なことだなと思ったことがあります。

 貧乏神は、怠け者が大好きなのだということです。

 ということは……

 貧乏神は、もとから貧乏だった人とか、
 いずれは貧乏になる人に憑りつくのかもしれませんね。

 ただな……と思うのです。

 怠けていないのに、どうにもならない時ってあるよな、と……

 そんな時は、すべての元凶を貧乏神のせいにしてしまい、
 どうにもならない気持ちを、
 なんとか落ち着けるということくらいは、してもいいのかなと思います。

 もしかしたら、こんなことも
 貧乏神が神様であるゆえんになっているのかも……?

 きっと……

 貧乏神も、おろそかにしちゃいけないのでしょうね。

 ちゃんと心から、お・も・て・な・し、なんてことをすれば、
 この絵本のように、幸せになれるかもしれません。

 でもそのためには……

 貧乏な時でも、心の中のどこかに、ほんの少しでもいいから、
 ゆとりを持っておく必要があるのだと思います。

 難しいですけどね……

| comments(0) | trackbacks(0) | 15:11 | chaury |

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花じんま(絵本)
 田島征三さんの「花さかじいさん」です。

 「じんま」とは、土佐弁で「おじいさん」のこと。
 (高知県は、田島さんが幼少期を過ごしたところです)

 書かれている土佐弁は、黙読していると読みづらそうな感じがします。
 けれども2〜3度声に出して読んでみるだけで、すぐに馴染んでくるのが不思議です。

 もしかしたら、映画やドラマで聞いていた坂本龍馬の口調が、知らずのうちに体の中に刷り込まれているのかもしれません。

 それにしても……

 田島さんの描く悪い方の爺さんと婆さんは、強烈です!

 なんてったって土佐弁では、
 「いじくそわりい じんまと ばんば」
 なのですから。

 この響きだけで、どれだけ悪い奴なのか、想像がつくのではないでしょうか。

 ぜひとも、二人のいじくそわるさ加減を堪能してみてください。

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:15 | chaury |

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ふしぎなボジャビのき(絵本)
 アフリカの昔話。

 絵本から、音楽が聞こえてくるような気がします。
 色鮮やかな絵を見ていると、弾みたくなってくるのです。

 内容はというと……

 アフリカの平原で日照りが続き、地面が干からびてしまいます。
 動物たちは、食べ物を探してさ迷い歩きます。

 そうして見つけたのが、赤い大きな果実をたわわに実らせた一本の木。

 しかし……

 動物たちが、その果実を食べるためには、その木の名前を言い当てなければならなかったのです。
 その木の名前を知っているのは、遠い所にいるサバンナの王様のライオン。

 そこで一匹の動物が、ライオンのもとに名前を聞きに行くのですが……
 戻ってくる間に、名前を忘れてしまうのです。

 それで次の動物が……それで次の動物が……という話。

 おもしろいなと思ったのは、
 この繰り返しが、昔話の定番である3回ではなく4回あったこと。

 それから、もう一つ……

 このような話の場合、名前を忘れないように繰り返し繰り返し声に出しながら帰ってくるというパターンがありますが、「ふしぎなボジャビのき」でも、このパターンが出てきたこと。

 ただし……

 ただ声に出して繰り返しただけでなく、
 歌詞を作り歌にして、歌いながら帰ってきたということ。

 ここがアフリカだなと思うところです。

 それでは、みなさんも声に出して歌ってみましょう!

 ボジャビ! ボジャビ! ボジャビ!

| comments(0) | trackbacks(0) | 19:03 | chaury |

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さるの はし(絵本)
 ◆「きんいろの しか」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 インドの昔話が、「新選シャータカ絵本」というシリーズで全5冊発行されています。
 (「シャータカ」とは、お釈迦様の前世の物語のこと)

 上記していない残りの1冊は、
 すでにブログで紹介しているそらを あるく しろい ぞう」です。

 偶然なのか意図的になのか分かりませんが、4冊のうち「きんいろの  しか」以外の3冊は「自己犠牲」を主題にした話です。
 それも命を賭してといったような重い内容です。

 ですから……

「そこまでするか!」「ぜったいに私には無理!」
 などと感じてしまう人もいるかもしれません。

 けれども……

 自己犠牲という言葉を「他人のために」行動を起こすことと考えれば、
 受けとめ方は、ずいぶんと変わるはずです。

 ところで……

 物語を通して人々に教えを分かってもらうためには、話の中に強烈なインパクトを盛り込んで印象づける必要があったのだと思います。

| comments(0) | trackbacks(0) | 20:05 | chaury |

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そらを あるく しろい ぞう(絵本)
 インドの昔話です。

「かいせつ」を読みますと、インドには「シャータカ」と呼ばれる、お釈迦様の前世の話が数多く残されているそうです。
 そしてこの話も「シャータカ」の一つだということです。

 日本にも数多くの「弘法大師伝説」が残されています。
 ただしこれらの話は、弘法大師(空海)が全国を行脚した折の話だということになっています。

 しかし面白いと思うのは……

 前世の時の話でも本人が生きた時の話でも変わりはないということです。

 いずれにしてもお釈迦様または弘法様は、偉い人なんだよということを世の中に広めるために、後世の人たちが作り上げ伝えてきた話なのですから。
 そして内容は、なんらかの教訓が含まれています。

 とはいっても、お話が面白くなければ、世の中に広まり現在にまで語り継がれることはなかったはずです。

「そらを あるく しろい ぞう」も例外ではありません。

 他人を憎むことの愚かさということについて考えさせられます。

 憎む気持ちの原因は、他人にあるのではなく、
 自分の中にある……ということ……

 ……ねんのために書いておきますが、
 けっしてディズニーのダンボの話ではありません……

| comments(0) | trackbacks(0) | 21:58 | chaury |

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