絵本の読み聞かせをしてみよう!よみっこ ブログ




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おててがでたよ(絵本)
 林明子さんの赤ちゃん絵本。
「くつくつあるけのほん」シリーズ全4冊の中の2冊目。

 1歳くらいの男の子だろうか。
 母親の赤いTシャツらしき服を頭からかぶったら、手も足も頭も、その赤い服の中に包み込まれて出られなくなってしまう。
 ……それで、見開きごとに順番に、服の中から手が出て、頭が出て……
 と、続いて、最後に足が出て……めでたし、めでたし……

 言うまでもないことなのだけれども……

 かわいい!

 ……で、「おててがでたよ」の注目は、

 裏表紙。

 赤い服を着たまま立ち上がって歩いている赤ちゃんのフルショット。

 赤い服の中から最後に出てきたのは……足。

 赤ちゃんの喜びの顔。

 裏表紙では、大きい赤い服を引きずらないようにするためか、左手で服の裾の方をつかんでいる。
 その手と服をつかんでいる場所は、赤ちゃんが最後に足を出した時と、まったく同じだ。
 ということは、足を出した直後の様子が、裏表紙だということになる。

 そうすると、考えてしまう。

 赤い服の中から自力で脱出をした赤ちゃんは、その達成感と解放感から勢いを得て、初めて立ち上がって歩き出したのではないだろうか!?

 そう思うとその立ち姿は、とても心もとない。
 とくに左足を見るとそう思う。

 そして赤ちゃんの目を見ていると、その視線の先に、喜びの笑顔をたたえた母親が、手を広げて待っている姿が見えてくる。



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