絵本の読み聞かせをしてみよう!よみっこ ブログ




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うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん(絵本)
「うさこちゃん」の大好きな「おばあちゃん」が亡くなる話。

 ある朝、ベットの中で静かに息をひきとった「おばあちゃん」。

 悲しむ「うさこちゃん」。
 けれども「うさこちゃん」は、悲しんでいただけではありませんでした。

 おそらく……

 初めて死に接したであろう「うさこちゃん」は、「おばあちゃん」の死によって起こる出来事を見つめることになります。

 いつもは見ることのなかった周囲の人が流す涙。
 棺の中に横たわる「おばあちゃん」。
 木のふたで閉じられた棺。
 土の中に埋められる「おばあちゃん」。
 埋め戻した土の上に置かれた墓石。

 感傷的にならずに……事実だけが書かれています。

 小さい子どもに「死」や「命」について説明するのは難しいことです。
 だって、大人だって言葉にすることは難しいことなのですから。
 人それぞれの捉え方がありますし、その理解は個人的な感覚だったりすることもあります。

 ですからディック ブルーナさんは、子どもたちに「死」や「命」について説明するのではなく、「うさこちゃん」を通して身近な人が亡くなるということを疑似体験してもらおうと思ったのかもしれません。

 だから、はっきりとした言葉での答えは必要ないのです。

 ただラストシーンで、「おばあちゃん」のお葬式が終わってしばらくしてからの「うさこちゃん」の気持ちが少しだけ語られています。
 これだけで十分です。



| comments(0) | trackbacks(0) | 15:04 | chaury |

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