絵本の読み聞かせをしてみよう!よみっこ ブログ




<< デイケアセンターのおはなし会(13年5月) | main | ボタン(絵本) >>
どうしよう!(絵本)
マーク・ローゼンタール
クレヨンハウス
(2013-01-21)

「どうしよう!」というのは、表紙を見れば分かるのですが、
 登場する男の子「ぼく」の叫び声です。

 そしてこれは、「ぼく」といつでも一緒にいるサルのぬいぐるみ「ポポ」がいなくなった時の悲鳴です。

「ぼく」には、「ポポ」が何よりも大切なのです。
 もしも本当に「ポポ」がいなくなってしまったら、「ぼく」は何もできなくなってしまい、この世の終わりだと思ってしまうに違いありません。 

 ところで……
 なぜ「ポポ」がいなくなるのかというと、いつでも原因は決まっています。
 飼い猫の「ミュウ」が、どこかに持っていってしまうからです。

 ラストは……

「ミュウ」と一緒にいた「ポポ」を見つけた「ぼく」が、ソファの上で「ミュウ」と「ポポ」を抱きかかえて眠りについたところで終わり……

 ……ではありません。

 その後、寝ている「ぼく」をソファに残して、「ミュウ」は「ポポ」をくわえて、どこかに行ってしまいます。

 ……このラストシーンを見て「もしかしたら!?」と思いました。

「どうしよう!」というのは、「ミュウ」の心の叫びではないのかと。
 きっと「ミュウ」は、ぬいぐるみの「ポポ」から卒業することのできない「ぼく」のことを心配しているに違いありません。
「ミュウ」は、「ぼく」を自立させようとしているのです。

 そこで「どうしよう!」と考えた末に、「ぼく」を「ポポ」から引き離そうと決心したに違いありません。

 なんてすばらしい猫の「ミュウ」!

 そうすると……

 奥付の上の献辞の一行目が、とても胸に響いてきます。

「うちの いたずらねこへ」

 ……主役は……影の主役は、猫の「ミュウ」なのかもしれません。

 ここで……

 原題は? と思い、奥付の隣のページを見てみると、

「I MUST HAVE BOBO!」

 となっていました。

 さて、みなさんの考えは……?



| comments(0) | trackbacks(0) | 14:07 | chaury |

このページの先頭へ










http://yomikko.jugem.jp/trackback/431
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>

+ 現在表示中の記事
+ 記事の項目
+ RECOMMEND
+ ARCHIVES
+ RECENT COMMENTS
+ RECENT TRACKBACK
+ LINKS
+ MOBILE
qrcode
+ OTHERS
+ PROFILE
+ COUNTER
ブログパーツUL5