絵本の読み聞かせをしてみよう!よみっこ ブログ




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きゅっきゅっきゅっ(絵本)
 林明子さんの赤ちゃんの絵本「くつくつあるけのほん」シリーズの3冊目。

 登場するのは、1人の赤ちゃんと、ぬいぐるみだと思われる、うさぎさんと、ねずみさんと、くまさん。

 映画「家族ゲーム」のように、みんなが横一列になり、読者に顔を向けてスープをいただきます。
 しかし映画とは違い、深刻な問題が隠されているような緊張感はまったくなく、たいへん穏やかな雰囲気です。
 赤ちゃんと、ぬいぐるみだと思われる動物たちが、あまりにも可愛らしいからでしょう。

 けれども……

 よく考えてみると、ぬいぐるみがスープを飲んでいます。
 そしてぬいぐるみが、スープをこぼすと、赤ちゃんが、タオルのようなもので「きゅっきゅっきゅっ」とふいてあげるのです。

 その姿は、とても自然です。
 絵本を眺めていると、この部分はメルヘンなのにもかかわらず、よくある日常のことのように思えてしまいます。

 赤ちゃんのリアルな動きがそう思わせるのかもしれません。

 ここでふと思いました……

 ぬいぐるみは、ちっちゃな子どもと遊んでいる時は、ほんとうに生きているのだろうなと……
 少なくとも、ちっちゃな子どもは、そう感じているのだろうなと……

 そうすると林明子さんは、メルヘンの世界を描いたのではなく、登場する赤ちゃんと同じ目線で、赤ちゃんの日常を描いたのかもしれませんね。



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