絵本の読み聞かせをしてみよう!よみっこ ブログ




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がたん ごとん がたん ごとん
 登場する列車は、煙をはいていないけれど、電気機関車ではなくて蒸気機関車だ。
 黒い車体だし、なんていっても煙突があるのだから。

 汽車は走る。

 「がたん ごとん がたん ごとん」

 その汽車を、茶色の台の上で待ち受けているのは……

 ……哺乳瓶だ。

 「のせてくださーい」

 哺乳瓶が、汽車に声をかける。
 だから茶色の台は、プラットホームなんだ。

 タクシーじゃないけれども、声をかける哺乳瓶の気持ちがいとおしい。

 なぜいとおしくなるのか!?
 それよりも、なぜ哺乳瓶が声をかけられるのか?

 哺乳瓶には、ちゃんと顔があるからだ。
 道具としての哺乳瓶だって、顔を持って言葉を話して生きる時があるんだ。

 ふと見ると、汽車にもちゃんと顔がある。

 そうだったんだ……!!!

 「がたん ごとん がたん ごとん」は、機関車の車輪が、レールの継ぎ目を通過する時に出る音じゃないんだ。

 汽車くんが、哺乳瓶に、そして絵本を眺めている私たちに発している何らかのメッセージだったんだ!

 汽車くんは、何を話しているのか?

 そんなことを考えると、またまた楽しくなりそうだ。



| comments(1) | trackbacks(0) | 22:57 | chaury |

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■追記

 なぜ、汽車くんは、蒸気機関車なのに煙をはいていないのか?

 わかってしまった!



 それは……



 汽車くんが乗せるお客さんたちと、ラストシーンのためだったんだ!

 優しいんだよな……汽車くんは……



 きっと汽車くんは、ずっとがんばって煙をはかないようにしていたに違いない。

 汽車くんは、最後の見開きページから去った後、思い切り黒鉛をあげているのだろう。


 こう考えると、キャスティングとして、この物語の中では使いづらい蒸気機関車だ。

 けれども「がたん ごとん がたん ごとん」という絵本の中では、やっぱり電気機関車ではなくて蒸気機関車がはまっている。

| chaury | 2009/02/07 9:09 AM |



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