絵本の読み聞かせをしてみよう!よみっこ ブログ




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黄色のトマト(絵本)
 宮沢賢治の絵本。
 絵は、降矢 ななさんが担当。

 あーっ! というため息が出て、
 どうにもできずに胸が痛くなるような絵本でした。

 物語は……

 ある男の子が、博物館にいる剥製の蜂雀(ハチドリ)から聞いている
 兄妹の話という形をとっています。

 その話の中で蜂雀は、くりかえし、くりかえし……

 しつこいくらいに言うのです。

「かあいそうなことをした」
「かあいそうだなあ」
「かあいそうだ」

 そうして絵本を閉じた時……

 ほんとうにそう思っている自分がいたのでした。

 でもそれは、兄妹に対する同情なんかじゃありません。

 どうすることもできない遣り切れなさを抱えてしまったという感じ……

 外の世界をまったく知らず、いまだ純粋無垢のままの兄妹が体験する悲劇。

 純粋無垢のまま大人になるなんてことは不可能ですからね。

 みんな、いつかはどこかで傷つき、
 その傷を癒しながら成長していくのでしょうね。

 でも……

 この話はそれだけでなく、
 現在のシステムに対する批判という側面があるように感じます。

 それが……

 黄色いトマトに対するお金ということで表れている思うのです。 



| comments(0) | trackbacks(0) | 16:19 | chaury |

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