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おんなのしろいあし(絵本)
 岩崎書店の「怪談えほん」シリーズ<第2期>の2冊目。

 いやいや、恐いです……

 第1期の評判が良かったからでしょうか。
 恐さがグレードアップしているような気がします。

 絵本ならではという感じで、
 視覚でも、聴覚でも、頭の中でも恐さを感じます……

 オバケが出てくるのです!

 オバケは足がないと言われていますが、
 足だけのオバケです。

 それも「女の白い足」です。

 漢字で書くと……

 平仮名では埋もれていた色気がわき上がってきます。

 恐怖とエロチシズムは
 背中合わせになっていることがあります。

 ですから「怪談えほん」シリーズに
 岩井志麻子さんが登場することは
 必然だったのかもしれません。 

 絵本を眺める前から「女の白い足」は、
 恐いだけでなく色っぽいだろうということは
 想像していました。

 それでも……ラストシーン前の見開きの絵……!

 ただし……深読みしてしまうと……

 エロティックなだけでなく、
 男と女ということから
 差別や歴史の問題ということにまで行き着いてしまいます。

 最後のページの絵の意味は?
 女の右ひざにある傷の意味は?

 そして……

 少年の頭上にかかった小さな虹は何の象徴なのか?

 秋の夜長に、考えてみるのもいいかもしれません……

| comments(1) | trackbacks(1) | 13:59 | chaury |

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恐怖と共に艶かしさもある、
色っぽい作品に仕上がっていました。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。
| 藍色 | 2014/10/24 1:00 PM |



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トラックバック機能は終了しました。
「怪談えほん (7) おんなのしろいあし (怪談えほん7)」岩井志麻子
岩井志麻子と寺門孝之が導く、妖しく美しい世界―― ぼくはオバケなんかこわくない。 ともだちみんながこわがるふるいそうこに、ぼくはひとりではいった。 するとそこには…。 怪談えほんシリーズ第7弾。 じわじわくる怖さが独特です。 怪談をいくつも読んで
| 粋な提案 | 2014/10/24 12:57 PM |



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