絵本の読み聞かせをしてみよう!よみっこ ブログ




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老人ホームのおはなし会(2月)
1.りんごです
2.りんごがひとつ
3.うまいものやま (紙芝居)
4.てんさらばさら てんさらばさら

<☆chaury担当>


 あったかい陽気に誘われて、みんなで歌う歌は、明るい恋の歌を中心に歌う。
 そこで、あらためて気が付いた。

 女性が強いのは、今に限ったことじゃなかったんだ!

 でも……

 「銀座カンカン娘」は、ちょいと魅力的だ。



| comments(0) | trackbacks(0) | 20:48 | chaury |

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なーんだなんだ

 タイトルは、「なーんだなんだ」なのだから……

 その答えを見つけたら終わりなのだろうか?
 または、その答えが正解だと分かった時点で、この絵本の楽しさはなくなってしまうのだろうか?

 そうだとしたならば、ほとんどの大人は、表紙で予測をして、確信を持ちながら最初の見開きを眺めたとたんに、この絵本を投げ出してしまうでしょう。

 でも……考えましょうよ!

 「パンダ」以外の答えを!!

 それが、楽しむってことでしょうよ。
 そしてそれができれば、この絵本を子どもと一緒に、もっともっと楽しむことが出来るはずです。

 けっして、わざとボケろと言っているのではありません。
 まじめに考えるのです。
 パンダ以外の答えを探すことは、頭の固くなった大人にとって、そんなにやさしいことではありません。

 ……ボケるのにはセンスが必要ですから、どっちにしても真剣に考えることになるはずです。

 きっと……
 そんなことを難しい顔をして考えている横で、子どもは、この絵本を思う存分に楽しんでいるはずです。

 子どもに負けないように、一緒に楽しみましょうね!

| comments(0) | trackbacks(0) | 20:16 | chaury |

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おはなしのもうふ
フェリーダ ウルフ,ハリエット・メイ サヴィッツ
光村教育図書
(2008-11)

 登場するザラおばあちゃんは、雪におおわれた山奥で、いつも村の子ども達に「おはなし」を聞かせています。

 そして子ども達が「おはなし」を聞く時には、毛糸で編んだ、あったかい敷物に座るのです。

 その敷物は、みんなから「おはなしのもうふ」と呼ばれていました。

 こんな絵本の最初の印象は、「与える」物語だと思いました。

 けれども何度か眺めているうちに、これは「分配」の物語だと思い直しました。

 もしも、おばあちゃんが一国のリーダーだったら、もしくは政府を体現しているのだとしたら、どんなに幸せな国になることでしょう……

 ……いやいや、幸せな国になるためには、この絵本に登場するような村人もいなくてはなりません。

 理想だと知りつつ、理想を手渡されると、心があったまるのです。

| comments(0) | trackbacks(0) | 18:55 | chaury |

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のはらのスカート

 自分ではぜったいに「よみっこ」しないけれども、なんだか気に入ってしまう絵本なんていうのもある。

 それにブログだから伝えることができるけれども、面と向きあっていたら「気に入ってしまった」とは言えないかもしれない絵本だ。

 だいたい「気に入ってしまう」なんていう言葉を使ったのだって、「好き」というのが気恥ずかしいからだ。

 きっとそれは、未知の世界を覗き見たという感覚があるからかもしれない。

 未知の世界というのは……


 川端康成さんは、どんな気持ちで少女の世界を見つめていたのだろうか……

| comments(0) | trackbacks(0) | 09:06 | chaury |

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めだま

 落語絵本でございます。

 落語というと、楽しむものは、お話ばかりじゃございません。

 噺家の話術はもちろんのこと、表情や所作などなど……
 だけではなくて、本題に入る前の「枕」なんていうのもありまして、噺家の腕やセンスの見せ所にもなっております。

 落語絵本だからといって、この部分を無くすこともないのですね。

 「めだま」には、ちゃんとあるのです。
 こんなところにも作者の思い入れが見えてくるような気がします。

 それで作者はというと、「男はつらいよ」の山田洋次監督です。

 でもこの絵本、文章ばかりじゃありません。
 絵が、すばらしい!

 絵の迫力があるだけではありません。
 グロテスクなシーンもあるのですが、聞き手に少しもそんな感じを抱かせない。
 噺家の話でもそうです。

 それが腕というものかもしれません。


 奥付の作者紹介の中に書かれていました。

 「今回の『めだま』は、二十年余り、アトリエの隅で眠っていました。時が来るのをじっと待っていた。ついに目が開いて絵本になった。」 

 ありがたいことです。
 いいものを見せていただき、感謝をしております。

| comments(0) | trackbacks(0) | 13:16 | chaury |

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めんどりとこむぎつぶ

 「こうしなければいけない」とか「こうすると、こんなことになってしまうんだよ」といったような教育的絵本は苦手だ。

 昔話や海外の絵本にはよくあるけれども、どれだけ物語がおもしろいかというところで印象は変わってくる。

 この「めんどりとこむぎつぶ」は、ストレートだ。
 「こうすると、こんなことになってしまうんだよ」ということを言うためだけの物語だ。

 いつもの教育的な絵本なら「もうわかったから、かんべんして」と思うのだろうけれども、「めんどりとこむぎつぶ」は違った。

 だんだんと怒りが込み上げてきた。
 それにこの絵本は、繰り返しが最後まで続く展開なので、その怒りがどんどんと大きくなっていく……

 そしてラスト……

 溜飲が下がって晴れやかな気分になる!

 そして思うのだ。

 いるんだよな〜 
 こんな大人が……たくさん……

| comments(2) | trackbacks(0) | 12:21 | chaury |

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