絵本の読み聞かせをしてみよう!よみっこ ブログ




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くもくもぱんやさん(絵本)
 クイズです!

「くもくもぱんやさん」の中で、
 雲の上で雲のようなパンを作っているのは誰でしょう?

 答えは…………クモ

 ……………………蜘蛛!

 そうだったのか!

 だから……「くもくも」

 きっと「くもくも」は、

「雲、蜘蛛」に違いない!

 いや、いや、もしかしたら……

「蜘蛛、雲」かもしれないな!

 漢字にすると、おいしそうなパンを売っているとは思えない……

| comments(0) | trackbacks(0) | 13:57 | chaury |

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老人ホームのおはなし会(12年6月)〜だじゃれ日本一周(絵本)
1.だじゃれ日本一周
2.たなばたものがたり(紙芝居)
3.おつかい
4.ふしぎなでまえ

<☆chaury担当>

 不公平はいけない!
「だじゃれ日本一周」の話だ。
 日本の都道府県、1都1道2府43県、計47都道府県全部のダジャレが掲載されている。
「日本一周」なのだから、漏れているところは一つもない。

 だから……ちょいと長いのだ。
 けれども今日集まった皆さんは、飽きることなく最後まで楽しんでくれた。
 それも、
「ちょっとそれは、無理があるね!」
 なんていう、ツッコミを入れながらだ。

 完璧を見せつけるのは、いけない。
 スキがあるから、リラックスできる。
 そこにツッコミを入れる楽しさが生まれる。

 だから「無理があるね!」は、ものすごい、ほめ言葉になるのだ。

 すべての人が感嘆するような、スキのないダジャレが続いていたならば、誰もが疲れて最後まで持たなかったはずだ。



| comments(0) | trackbacks(1) | 19:37 | chaury |

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くだものだーれ?(絵本)
 シンプルだけど楽しい仕掛け絵本。

 見開きの左右に同じくだものが描かれています。
 向かって右側ページの、上下もしくは右側の一箇所が開くようになっています。

 開いてみると……

 かわいい動物が現れるという仕組み。

 こんな感じの絵本だから、絵も単純なのだけれど……

 とてもいいのです!

 ちょいと長い間見つめていても、飽きません。

 これが、作者の力量なんだろうなと思います。

 こんな絵に出会うとワクワクしてきて、この絵本で、いっぱい遊ぼうと思ってしまうのです。

| comments(0) | trackbacks(0) | 12:59 | chaury |

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いっしょだよ (絵本)
 森の写真絵本。

 山に入ってしばらくすると、必ず一度は「はぁ〜!」と息が漏れて体の力が抜ける。それから、ゆっくりと深呼吸をする。

 すると森のにおいをともなった空気が、じわじわと体の中にしみていく。
 体も気持も癒されるひと時……

 このにおいは、現場に行かなければ味わうことのできないものだ。
 けれども「いっしょだよ」を眺めていると、森のにおいが絵本の中から立ち上ってくるような気がする。

「いっしょだよ」は、誰でもが癒される絵本。

 それだけじゃない!
 たった一人で眺めていても、けっして寂しくならない絵本……

 ……やはり「寂しくならない」は、断言しないことにする。

 人はそれぞれなのだから……

| comments(0) | trackbacks(0) | 14:01 | chaury |

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ゆーらりまんぼー(絵本)
 マンボウは、海の中をゆうらりと漂うように泳ぐ。

 あわてない、急がない、自分のペースを崩さない……

 おだやかに、おだやかに、たゆたっていく。

 絵本の中で海の仲間たちは、そんなマンボウを、そのまま認めているようで、けっしてマンボウの生活を乱すようなことはしない。
 言葉に出さずとも分かり合っているような関係が、見ていて気持ちがいい。

 実際のマンボウも絵本の中のような感じで、水族館にいたなら大人気なのだろうけど、飼育することが難しく展示している所は少ないようだ。
 飼育が難しい理由は、泳ぎが下手なために自ら体を水槽にぶつけて弱ってしまうことや、手で触ると手の跡がそのまま付いいてしまうほど皮膚が弱いことなどがあるらしい。

 マンボウは、デリケートなんだ!

 デリケートなマンボウは、自分の体と心を傷つけないためにも「ゆーらり まんぼー」でなければいけないのかもしれない。

 そう思うと、マンボウの生活を決して乱すことのない海の仲間たちとの関係が、よりいっそう素敵に感じてくる。

| comments(0) | trackbacks(0) | 15:43 | chaury |

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ふくしまからきた子(絵本)
 答えは決まっているのに、そこに達するまでの道が見えないことの深刻さ。

 絵本の中にも答えはない。
 けれども子どもが発する言葉は強くて重い。
 登場する小学生「だいじゅ」と、ひいお婆ちゃんの会話。

「ほうしゃのうは こわいけぇね。
 だいじゅが おとなに なっても ずっと つづくんじゃけえ。
 ほんとに いやよぉ、ほうしゃのうは」
「どうやったら その こわいの なくせるんじゃ?」

 このシンプルで根本的な問いに、ひいお婆ちゃんは答えることができない。

「わたしゃあ そうりだいじんじゃないけぇ よう わからん」

 絵本の後半を見ていると……
 子どもたちを信じている、未来を頼む、というような印象もある。

 けれどもやはり「だいじゅ」の問いは、
 子どもたちだけでなく、すべての人間に向けて発せられたものだ。
 すべての人間に関わりのあることなのだから。

………………………

 作者紹介を見ると、作の松本猛さんは、いわさきちひろさんの子どもで、作&絵の松本春野さんは、松本猛さんの子どもでした。

 松本春野さんの作品には以下のものもあります。

絵本 おとうと

| comments(0) | trackbacks(0) | 12:56 | chaury |

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児童館のおはなし会(12年6月)
1.くだものだーれ
2.れおくんのへんなかお
3.アリのおでかけ
4.もっかい
5.ぶかぶか
6.フウちゃんクウちゃんロウちゃんのふくろうがっこう

<すべてchaury担当>

 昨年から、このおはなし会に参加するようになった乳幼児のために、赤ちゃんの絵本も用意している。
 けれども今日は、10数名の小学生だけが集まる。
 それでも赤ちゃん絵本は、参加型にして、みんなと楽しむ。

「ぶかぶか」は、女の子が、お父さんとお母さんの服を着て「ぶかぶか」という絵本。
 繰り返し出てくる「ぶかぶか」を、みんなと一緒に読む。

 この「ぶかぶか」は、みんな経験していることなんだろうなと思って聞いてみた。
 
 すると1年生の女の子が……

「私は、お母さんのブラジャーにティッシュを詰めてつけたことあるよ!」

 なんてことを言う。

 しかし健全な大人である私は、慌てず冷静に……

「今はいい。しかし、大人になってからティッシュを詰めてはいけないよ」

 と忠告したのであった……



エミリー グラヴェット
(2012-04)

| comments(0) | trackbacks(0) | 17:48 | chaury |

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図書館のおはなし会(12年6月)
1.くだものだーれ
2.ねこがいっぱい
3.もっかい
4.おんぶおんぶねぇおんぶ
5.たべたのだあれ
6.フウちゃんクウちゃんロウちゃんのふくろうがっこう
7.あかちゃんとあそぼう

<☆chaury担当>

 なんだかとても蒸し暑くなってきました。
 けれども、子どもたちは元気です。
 私は、その姿を見て元気になります。
 だから、子どもが抱き着いてきても暑くはありません!

 今月は、乳児と幼児が半々くらい。
 赤ちゃんの絵本で幼児とも遊びながら、少し長い物語の絵本も混ぜた感じ。



| comments(0) | trackbacks(0) | 16:39 | chaury |

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みどりのカーテンをつくろう(絵本)
 ゴーヤの「みどりのカーテン」の作り方と豆知識の絵本。

 絵本の効果なのでしょう。
「みどりのカーテン」の良さを、言葉で説明されて納得するだけではありません。
 描かれている「みどりのカーテン」よって
「なんだか気持ちよさそうだな〜」
 というイメージを得ることができます。

 これが大切です。

 子どもに興味を持たせるのにもいいです。

 ふと思ったのですが、「なんだか気持ちよさそうだな〜」ということは、「みどりのカーテン」以外でも、節電や健康につながることが多いような気がします。

| comments(0) | trackbacks(0) | 12:36 | chaury |

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ミチクサ(絵本)
田中 てるみ
アリス館
(2012-04)

 五月雨の休日、出かけることを見合わせた昼下がり……
 ぽっかりと空いた時間。
 こんな時、紅茶を飲みながら、ゆったりと眺めてみたい絵本。

 絵本の中で物語は、分断されることなく進んでいく。
 登場する人や動物たちは、与えられた役割を、間違いなく生きている。
 だから読者は、迷うことなく絵本の中の物語をたどって、ラストまで連れて行ってもらえるはずだ。

 けれども「ミチクサ」を眺めていると、時々、ふわぁっと妄想の世界に入り込んで遊んでしまう。
 なかなかラストにたどり着けない。
 雨の音がBGMとなって、現実と妄想の世界の境界を無くしていることも原因かもしれない。

 絵本「ミチクサ」の中では、カタカナの「ミチクサ」には、ちゃんと意味がある。

 でもそれとは別に、このタイトルは……
 なかなかラストにたどり着くことができずに、妄想の世界で遊んでしまう「ミチクサ」のことも表しているような気がしてならない。

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:23 | chaury |

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