絵本の読み聞かせをしてみよう!よみっこ ブログ




スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています




| - | - | | スポンサードリンク |

このページの先頭へ

しろくまのパンツ(絵本)
 恥ずかしい……!

「パンツ」だなんて……

 おはなし会の「よみっこ」の時には、
 はっきりと大きな声で「パンツ」と言わなければならないなんて。

 それではタイトルの「しろくまの」の後に、
 どんな言葉を使えばよかったのか?

 しろくまの………………???

「ブリーフ」 「ズロース」 「ショーツ」 「ファンデーション」
 はたまた「ズボン下」か「下ばき」か……

 ……やっぱり……

「パンツ」がしっくりくる!

「パンツ」しかない。

「パン!」と弾ける感じがいい。
 その後に「ツ!」っと、いさぎよく止まって、
 出しゃばらない感じがいい。

「パンツ」は「パンツ」でしかない……

「パンツ」は何も恥ずかしいことなんてない。

「パンツ」は、すばらしい! 

 あー、「パンツ」よ「パンツ」、いとしい「パンツ」!

「パンツ」は「パンツ」で「パンツ」以外の何ものでもないのだ。 

 ……ということを分かってもらうために作られた絵本……
 ……では、絶対にありません!

 ただ「パンツ」という語感が、突然、可笑しくなってきて、たくさん使ってみたくなっただけです……

 それでは……内容はというと……

「おい、メガネがどこにあるか知らんか?」
「何を言っているんですか。頭の上にのっているじゃありませんか!」

 ……というような感じです。

 簡単な仕掛けもあって楽しい絵本です。

| comments(0) | trackbacks(0) | 23:46 | chaury |

このページの先頭へ

ねつでやすんでいるキミへ(絵本)
 しりあがり寿さんが、大人を代表して、
 次世代を担う子どもたちに送るメッセージ。

 とくに……

「ねつでやすんでいるキミへ」向けて。

 ここで考えてしまう。

 なぜ「ねつでやすんでいるキミへ」でなくてはいけなかったのか?

 しりあがり寿さんが、
 今の日本の子どもたちに対して抱いている印象なのか……

 それとも、何かの事件や災害がきっかけだったのか……

 おそらく、いじめによる自殺と震災が、この絵本を作るきっかになっているはずだ。

 いずれにしても、いっさいギャグのない絵と文面から、
 今、言わなければならないという、
 作者の切実な気持ちが伝わってきたような気がした。

| comments(0) | trackbacks(0) | 10:53 | chaury |

このページの先頭へ

むらの英雄(絵本)
 エチオピアの昔話。
 1983年にペンギン社から発行された絵本が、新装復刊されました。

 エチオピアの英雄といえば、アベベ・ビキラ。
 オリンピックのマラソン競技で、唯一の2連覇を達成したランナー。
 ローマ、東京大会で金メダルを獲得。
 無名だったローマ大会では、競技前に靴が壊れてしまったにもかかわらず、裸足で走り切ってしまう。その後「はだしの王様」と呼ばれることになる。

 アベベ・ビキラは、実在した英雄だけれども……

 英雄やスターは、一般大衆の思い込みによって、いつの間にか本人とかけ離れた偶像に祭り上げられる時もある。

「むらの英雄」でも同じようなことが起きる。

 でも、とんでもないのは、
「誰か」が英雄に祭り上げられたのではないということ……

 はてさて、どういうことなのでしょうか!?

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:57 | chaury |

このページの先頭へ

バナナのはなし(絵本)
 バナナの科学絵本。

 告白します……

 バナナがどういう状態で実っているのかを
 間違って覚えていました。
 実際に見たこともあるというのに……

 さて、バナナの房は、どのように実っているのでしょうか?

 どういうことかというと、

 バナナが曲がっている部分が上側で、先端は下にうなだれているのか。

 それとも、

 バナナが曲がっている部分が下側で、先端は上に反り返っているのか。

 ……他にも知らなかったことがありますよ……

 バナナは、木ではなく草なんだとか……

 バナナの種は、種ではなく種のなごりだったんだとか……

 ……身近なバナナなのに……

 何も分かっていなくて……ごめんね……

 ……なんてことでバナナに話しかけたくなります。



 ところでバナナはどのように実っているのかというと……

 先端が上に反り返った状態が正解です!

| comments(0) | trackbacks(0) | 17:21 | chaury |

このページの先頭へ

りんごはいくつ?(絵本)
 5つあったりんごが、1つずつなくなっていきます。

 見開きには、5つのりんごと「5」という文字が描かれています。

 この「5」の数字の所にしかけがあって、
 数字の半分が右側に開くようになっています。

 すると……

 数字が動物に早変わり!

 さらに文章も登場。
「○○が 1つたべると、りんごは いくつ?」

 ……という絵本。

 ラストは、「うゎー!」という高揚があります。

 このラストを、子どもたちとだけでなく、老人ホームのおじいちゃんおばあちゃんたちと一緒に楽しみたくなりました。

| comments(0) | trackbacks(0) | 19:45 | chaury |

このページの先頭へ

ゆめたまご(絵本)
たかの もも
フレーベル館
(2012-11)

「ゆめたまご」とは、登場する女の子の「このみ」が手に入れた、願いが叶うという不思議なたまご。

「このみ」が恐い夢を見た時に、
 バクの背中にのってやってきたおじさんが、バクに恐い夢を食べさせてくれたら「ゆめたまご」をあげようと言ったのです……

 物語としては、夢はいつかは叶うものだよとか、あきらめちゃいけないとか、他人を憎んじゃいけないとか……いろいろと受け取ることが出来ます。

 でも……

 そんなことはどうでもいいような気持ちになります。

 なぜなら……気持ちよくなるからです。

 これはおそらく、絵の魅力です。

 絵本を静かに眺めているだけで、なんだか気持ちよくなってきます。
 静かなのだけれどもワクワク感もあります。

 ……きっと、この絵本自体が夢なのです。

 だから……

 私たちは、絵本を眺めているのだけれども、
 夢を見ている時と同じような気分になっているのかもしれません。

 なんだかちょいと疲れたな〜 なんて感じた時には、
 この絵本を、ゆったりと眺めてみればいいのです。

 夢の世界に旅に出て、ふわふわと漂っているうちに、気持ちの元気を取り戻せるはずです。

| comments(0) | trackbacks(0) | 18:35 | chaury |

このページの先頭へ

テスの木(絵本)
 大好きになる生き物は……

 人やペットだけではありません。

「木」だって生き物であり、大好きになる……愛すべき対象です。

 だから……

 木にも寿命があって、命が尽きる時がくるのです。

 登場する女の子テスが大好きだった木もそうでした。

 テスは、大好きになった気持ちと同じだけ、もしかしたらそれ以上に苦しむことになります。

 さて……

 女の子テスは、どのようにして、この状況を乗り越えるのか……?

 テスの起こした行動に、何本もの手が指し延ばされるのですが、
 この手は「テスの木」がつないでくれたものだったのです……

| comments(0) | trackbacks(0) | 08:32 | chaury |

このページの先頭へ

バナナじけん(絵本)
 バナナじけん……!?

 事件は、その辺の路上で起こるものなのです。

 最初は……

 たった1本のバナナが、道に落ちたことが原因でした。

 そこにサルが現れるのです。

 バナナを見つけたサルがやることは一つだけ。

 でも、サルだってバナナの皮は食べません。

 バナナの皮は、ポイと捨てられます。

 そこに、ウサギが現れるのです。

 ここでウサギが、バナナの皮ですべって転ばないわけがありません。

 つるん! すってんどっしん! です。

 ……こんなことが繰り返されます。

 けれどもなのです。

 はたしてこれは、何の事件だったのか?

 この絵本を最後まで眺めて、いろいろと考えてみてください!

 こんなことに思いを巡らせていると、けっこう面白いです。

「バナナじけん」は何だったのか事件!

| comments(0) | trackbacks(0) | 19:02 | chaury |

このページの先頭へ

チェロの木(絵本)
いせ ひでこ
偕成社
(2013-03-06)

 主人公である「わたし」の音楽が、どのようにして生まれたのかが描かれているのだと思う。

 絵本の扉には、音楽というよりは音といった方がふさわしいような、かわいらしい赤ちゃんが、チェロのケースの中で眠っている。

 ゆるやかだけれども
 濃密な時間の流れの中で育まれてきた「わたし」の音楽。

 絵本の中では、森の木を育てる仕事をしていたおじいちゃんや楽器職人の父親たちと生活をしてきた時間が切り取られている。

 けれどもきっと「わたし」の音楽は……

 それ以前から、森の中の木々が育ててくれていたものなのだろう。

| comments(0) | trackbacks(0) | 19:37 | chaury |

このページの先頭へ

りんごがコロコロコロリンコ(絵本)
 人と人を……

 いえいえ、

 生き物と生き物をつなぐものが……

 たった1つの「りんご」だっていいのです!

 ほんのちょっとしたしたことで……

 ほんの少し気持ちを変えるだけで、

 いつもは気が付かなかったことに気が付いて、

 つながっていることを実感することが出来るのかもしれません。

 そうすることができれば、

 きっと最後に、素敵なことを体験することが出来るはずです。

| comments(0) | trackbacks(0) | 19:11 | chaury |

このページの先頭へ

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    
<< April 2013 >>

+ 現在表示中の記事
+ 記事の項目
+ RECOMMEND
+ ARCHIVES
+ RECENT COMMENTS
+ RECENT TRACKBACK
+ LINKS
+ MOBILE
qrcode
+ SPONSORED LINKS
+ RECOMMEND
+ OTHERS
+ PROFILE
+ COUNTER
ブログパーツUL5