絵本の読み聞かせをしてみよう!よみっこ ブログ




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くろくまくん あいさつ なあに?(絵本)
 コントや漫才ならば……

 けっこう見慣れたボケの連発! といった感じです。

 でも、このボケを

 「くろくまくん」を始めとして、
 かわいらしい「うさぎくん」や「ぶたくん」がやると……

 「くだらねー!」なんてことを思わないで、

 「そうじゃないよ、それは違うでしょ!」

 なんてことを思いながら、

 厳しくツッコミを入れるのではなく、

 やさしく正解を教えたくなるのです。

 ……サービスで、最初の「くろくまくん」のボケだけを紹介……

 誰かが「ごめんください」と訪ねてきます。

 そこで「くろくまくん」は元気にあいさつをします。

 「いただきます」

 ……どうですか、どうですか……!?

 「くだらない!」と思いましたか?

 子どもたちは、そうは思いませんし、

 大人だって絵本を手にすると、

 そうは思はないのです……断言します!

| comments(0) | trackbacks(0) | 15:54 | chaury |

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「ノーマライゼーションを考えるおはなし会」の案内
 タイトルだけ見ると、なんだか難しそうな感じもしますが、おはなし会であることに変わりはありません。
 楽しむことができればと思っています。

 開催場所は、鉄道の最寄駅から歩くと15分くらいかかると思いますので、近所の人が中心になると思いますが、よろしければ足をお運びください。

 主催する施設のホームページに、イベントの簡単な紹介文がありましたので以下に張り付けておきます。

………………………………………………………………………
◆内 容
今回は、現在地区懇談会で取り組んでいる『ノーマライゼーションを目指す地域づくり』〜障がいがあってもなくても、ともに生きる地域づくり〜を テーマにしたお話会です。
………………………………………………………………………

〇日時:9月5日(木曜日)午後3時30分〜4時15分

〇場所:みずの塔ふれあいの家

〇出演:にゃーごの会会員2人

〇申し込み:なし

〇参加費:無料

| comments(0) | trackbacks(0) | 17:25 | chaury |

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どんなかんじかなあ(絵本)
 男の子の「ひろくん」が、「どんなかんじかなあ」と想像を巡らす話。

 想像をしたのは……

 目の見えない友達のこと。
 耳の聞こえない友達のこと。
 両親を亡くした友達のこと。

 日常でよくある自分のための想像は……

 夢の確認になったり、
 架空の旅になったり、
 欲求のはけ口になったり、
 自分を見つめ直すことになったり、
 思いもよらぬ閃きを生み出したり、

 ……というようなことにつながることがあります。

 でも、こんな素晴らしい想像力を他人のために使ってみると……

 他人がどんな気持ちでいるのか。
 どんなことを感じているのか、

 ……他人に寄り添うことができるんですね。

 寄り添うためには……

 日頃の自分の目線ではなく、
 他人の目線で、ものを見ることが出来なければなりません。

 どんなに他人を思う気持ちがあったとしても、
 自分の目線しか持つことができなければ、
 他人に寄り添うことはできないのですね。

 この絵本の結末には、大いに驚かされました。

 そして……

 少しだけきれいごと過ぎるような気持ちもあったのですが、

 納得しました!

| comments(0) | trackbacks(0) | 20:23 | chaury |

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ちきゅうがウンチだらけにならないわけ(絵本)
 タイトルは、

 「ちきゅうがウンチだらけにならないわけ」ですが……

 絵本の中身は、

 ウンチだらけです……

 だから、

 ウンチについて、

 まじめに、

 さまざまなことを、

 しっかりと、

 学べる絵本なのです!

 学んだところで……

 最後の見開きに、課題を含んだメッセージが提出されます。

 そして次のページには、女の子の後ろ姿が描かれています。
 犬を連れた女の子は、両手を開き気味にして、怒り肩のようにして歩いていきます。
 その後ろ姿は、なんだか頼もしく見えます。

 きっと女の子は、しっかりとメッセージを受けとめて、難題に臆することなく立ち向かっていくに違いありません。

| comments(0) | trackbacks(0) | 18:35 | chaury |

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これだれの?(絵本)
みやこし あきこ
ブロンズ新社
(2013-05)

 世間でもそうなのでしょうが……
 私の中でも、ただ今大注目の「みやこしあきこ」さんの作品。

 今度は、どんな物語を楽しめるのかと思いきや、

 職業当て絵本……!? でした。

 最初の見開きに、「これ だれの?」の文字とともに、
 たくさんの道具や衣服が描かれており、
 その一つ一つには、すべてていねいに名前が添えられています。

 そして次の見開きに、その道具や衣服を使用する職業の解答として、
 職業名が書かれ、働く姿が描かれています。

 この繰り返しになります。

 子どもたちと一緒に、または子どもたちだけでも、
 いろいろと遊べる絵本だと思います。

 このように物語の絵本ではないのですが……
 みやこしさんの不思議な雰囲気を感じることだけはできます。

 それは……

 働いているのが人ではなく、
 なんだかどこかで……他の絵本で……見たことのある、
 愛すべき動物たちだからなのだと思います……!

| comments(0) | trackbacks(0) | 21:26 | chaury |

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ぼんさいじいさま(絵本)
 ある春の日の朝、「ぼんさいじいさま」が「ひいらぎ少年」にいざなわれて死出の旅に出る話。

 表紙には、小さくなった「ぼんさいじいさま」が、一番大切にしていたしだれ桜の盆栽の中に立っている絵が描かれています。
 「ひいらぎ少年」は一寸法師のように小さく、「ぼんさいじいさま」も旅立つときに小さくなったのです。

 見返しには、ひいらぎの模様が描かれており……

 扉には、別の盆栽の中に立つ「ぼんさいじいさま」が描かれています。
(ひいらぎかなと思ったのですが、何の盆栽なのか分かりませんでした)

 そしてページをめくり本文に進むと、その見開きには……
 突然、「ぼんさいじいさま」の家を中心にした俯瞰の広い絵が現れます。

 表紙と扉を眺めてきたからなのだと思いますが……

 その広い絵が、箱庭のように感じられるのです。

 この絵本の中で広い絵は、この見開きだけです。
 この後のことは、おそらくすべてが、この絵の中のどこかで行われている出来事のはずです。
(いくつか確認できないシーンがありました。たとえば裏木戸は馬屋の後ろだと思うのですが、断言はできません)

 そう思うと……

 「ぼんさいじいさま」は、そんな箱庭のようなところで一生を過ごしてきたのかもしれないと感じるのです。
 けれど、そんな一生が悪いことだとも特別なことだとも言っているわけではありません。
 どんなに世界中を飛び回って活躍してきた人間だったとしても、「ぼんさいじいさま」の箱庭がほんの少し広くなるくらいの違いしかないのだろうなと思うのです。

 それぞれの人間には、それぞれの箱庭があるとします。
 すると大切なことは、箱庭の大きさなんかじゃないということです。

 「ぼんさいじいさま」の家を中心にした俯瞰の広い絵から先を読み進めれば、それが分かります。
 穏やかな死出の旅に出るためには、「ぼんさいじいさま」を見習わなくてはいけないなと、しみじみ思うのです。

| comments(0) | trackbacks(0) | 13:39 | chaury |

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カエルのおでかけ(絵本)
 登場する「カエル」さんは、けっこうおしゃれな高層マンションらしき一室に住んでいます。

 でもこの部屋……

 雨漏りがしているのです!

 間断なく落ちてくるしずくを、ゴミ箱や洗面器やコーヒーカップなどで受けとめています。

 ……なんなんだ、このマンションは!?

 しかし納得なのです。

 おそらくこのマンション……「カエル」さん専用なのです。

 だって「カエル」さんは、土砂降りの雨の日に、
 いい天気だと言って、嬉々とした顔で公園に出かけて行くのですから。

 そこで、ビーチで使うようなリクライニングベットに体を沈め、
 ワインを片手に、ぐちょぐちょになったカツバーガーなんぞをおいしそうに食べるのです。

 とうぜんのことなのです……「カエル」さんなのですから……

 ですから「カエル」さんは、晴れている時に傘をさすのです!

 日除けのための日傘じゃありません。
 この傘は、「カエル」さん自慢の発明品なのです……

| comments(0) | trackbacks(0) | 17:14 | chaury |

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図書館のおはなし会(13年8月)
1.おめんです
2.ガッタンゴットン
3.ちゅっちゅっ
4.はいチーズ
5.あーん
6.ねむるねこざかな

<☆chaury担当>

 来てくれた子どもは3歳くらいまでの子だったので、「はいチーズ」は、お母さん中心にということで「よみっこ」をしたのですが、子どもたちも、とても楽しんでくれました。

 そこであらためて、
 子どもたちは、よく「間」を分かっているなと感じた次第です。

 特徴的だったのが……

 主人公の少年が、長い間憧れ続けているのにもかかわらず一度も食べたことのないチーズを、ある日、口にすることが出来たシーンです。

 大切に、たいせつに、タイセツに、少年はチーズを口に含みます。

 ここで、ページをめくることになり、自然に「間」ができます……

 「ま、まずい!」

 しかも右綴じの絵本の、この見開きの向かって右側に、
 チーズを手にして固まっている大きな顔の少年が描かれているのです。
 そして左側に「ま、まずい!」と他の文章があります。

 この配置を見ると、
 作者が、この部分で「間」をどれだけ考えているかが分かります。

 それを子どもたちは、ちゃんと分かっているのです。
 その「間」に反応して笑うのです。
 こんな時は、「あー、分かってくれた!」と思い、読んでいてとて嬉しくなってきます。


 「あーん」は、よく笑ってくれました。
 案の定、最後のシーンは、気に入ってくれたみたいです。
 でも予想以上に笑っていたので、描かれているものの他に何が出てきたらよかったのかを聞くことは止めました。
 その代り、最後のページを、子どもたちの顔に押し付けてやりました。

 絵本なのに、
 「くさーい!」なんてことを言う子もいましたよ……

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:46 | chaury |

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ぶたばあちゃん(絵本)
マーガレット ワイルド
あすなろ書房
(1995-10)

 「ぶたばあちゃん」が亡くなる前の2日間を中心にした話。

 「ぶたばあちゃん」は、
 ていねいに、ていねいに、日々を生きてきたのだろう。

 たった2日間だけれども、「ぶたばあちゃん」のしたことを見ていると、それがはっきりと分かる。

 ていねいにということは、ただ几帳面に行動してきたということではない。
 質素倹約をよしとして、禁欲的な生活を送ってきたわけでもない。

 やわらかく……自然体で……

 楽しむことにも、ていねいだったということ。

 ていねいに生活をしてきたから、
 身の回りにある幸せを見逃すことはなかったということ。
 自然の素晴らしさを感じることができたということ。

 大きな家や、贅沢な食事や、華やかなパーティーなどがなくても……
 ないからこそ……楽しむことができたということ。

 それも、深く深く味わいながら……

 「ぶたばあちゃん」は、死にゆく時の理想の形を見せてくれたのだと思う。

 誰もが簡単に出来ることのない理想の形……

 ていねいに生きることは、日々の積み重ねになる。
 難しいのは当然のことだろう…… 

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:45 | chaury |

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ぴたっ!(絵本)
 けっして、わがままなことを言ってはいけません!

「ぴたっ!」をするのには、季節があるだなんて……

 夏は……暑いですからね……

 人と人が「ぴたっ!」っとしたら、

 体温以上の熱気を感じたり、
 汗がべとついたり、
「ふう〜」とはいた息が生ぬるく感じたり……

 でもね……

 暑さなんか関係なく、
「ぴたっ!」っとしたい子どもも大人もいるのです。

 最後の「くまさん」の親ように、
 子どもが「ぺたっ!」っと近づいてきたら、
 ちゃんと「ぴたっ!」っと受け止めてあげたいものです。

 ほんの少しだけでもいいんです……

 暑いからといって、
 「ほんの少し」もないままに、
 手を払いのけるなんてことはないようにしたいものです。

| comments(0) | trackbacks(0) | 20:19 | chaury |

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