絵本の読み聞かせをしてみよう!よみっこ ブログ




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さつまのおいも(絵本)
 すでに紹介している絵本だと思っていたのですが、まだだったので遅ればせながらの紹介です。

 以前老人ホームのおはなし会で「よみっこ」した時、おはなし会の報告の中で書いた文章を以下に張り付けておきます。

………………………………………………………………………
 タイトル「さつまのおいも」の「の」は、なぜついているのか!?

 おはなし会の前日に初めて分かった……

 「さつまいも」のことを、子どもたちのために、かわいらしく言い表したわけではない。
 絵本に登場する「おいも」は、鹿児島県出身だったのでごわす!
………………………………………………………………………

 なるほど……

 「さつまのおいも」は「薩摩のお芋」だったのですね。

 ……自分で書いておいて忘れていました。

 ところで内容はというと……

 土の中で「さつまのおいも」たちは、やたらと体を鍛えています。

 なぜかというと、
 芋掘りにきた子どもたちとの綱引きに負けないためにです。

 しかしあえなく「さつまのおいも」たちは、綱引きに負けて、土の上に掘り出されてしまいます。

 ところが……

 「さつまのおいも」たちは、復活するのです!

 焼き芋となって子どもたちに食べられた後……

 プーッ プッ プッ プーッ

 子どもたちは、

 くさーい  くさーい

 おそらく子どもたちは全員、
 悶絶しているのではないかと感じられる見開き画面。

 結局……

 「さつまのおいも」たちの逆転勝ちです!

 余計なことかもしれませんが……

 子どもたちの「くさーい くさーい」の見開きの時、

 絵本を体から話して、顔を背けるくらいにして、本当に臭いものを持っているような感じで読むと効果的ですよ。

| comments(1) | trackbacks(0) | 18:06 | chaury |

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老人ホームのおはなし会(13年11月)
1.ふくろうとにわとり
2.おおやまさん
3.うがいライオン
4.いちごさんがね‥

<☆chaury担当>

 「おおやまさん」の顔は、やはりすごい!

 こちらのみなさんにもインパクトは大きかったようで、
 「わーっ」と驚いた後に、ニコニコと見つめておりました。

 「うがいライオン」のライオンは、すてきだ!

 登場するのは動物園にいるライオン。

 動物園にいたってライオンはライオンのはず。

 けれども、このライオン……

 細やかな気配りのできる、サービス精神にあふれた、
 心やさしいライオンなのです。

 そんなライオンを、

 私だけは笑わないようにしようと思うのです。

 でも……

 しっかりと微笑んでしまうのですけどね……



| comments(0) | trackbacks(0) | 16:39 | chaury |

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高齢者在宅サービスセンターのおはなし会(13年11月)
1.さつまのおいも
2.おおやまさん
3.ぶす

<すべてchaury担当>

 「さつまのおいも」の前に秋の味覚の話。

 2013年度の「gooランキング」では、1位がサンマで梨に栗と続きます。

 それで、残念ながら10位以内に入らなかったのですが、
 気になったのが、銀杏のこと……

 なにげに多くの人がやっていることですけれども、
 公園などに落ちている銀杏を拾って持ち帰ることは、
 ほんとうは犯罪なのかどうかということ。

 別の意見もありましたが、木から落ちた実を拾うのは大丈夫のようです。
 「公園の銀杏誰のもの?

 と、まあ、こんな話をしました。

 そして、今日のメインの「おおやまさん」

 「おおやまさん」のあとは「ぶす」です。

 この流れがあるので、
 「ぶす」は、タイトルを読んだだけで笑ってもらえました。

 よかったです!

| comments(0) | trackbacks(0) | 15:25 | chaury |

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いちごさんがね‥(絵本)
 リュックを背負ったイチゴが6こ、

 「ずん ずん ずん」

 と、わき目もふらずに進んで行きます。

 どんな障害があろうとも、
 どんな困難があろうとも、

 とにかく、

 「ずん ずん ずん」

 前へ前へと進んで行くのです。

 行きつく先はというと……

 イチゴのケーキの上!

 だから……

 クリスマスの絵本としても「よみっこ」できます。

 ところで……

 イチゴたちは、ケーキの上に乗る前に、
 リュックを外し、手にしていた杖を手放し、

 さらに、髪の毛のように付いていた緑色のヘタを
 ちゃんと自分の手で取り除いていました。

 イチゴさんたちの細やかな心配りに拍手!

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:28 | chaury |

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ゾーヴァの箱舟(画集)
 ミヒャエル・ゾーヴァさんの画集です。

 
ひみつのプクプクハイム村」の作者です。
 独特の絵が気になって、他にどんな絵本を出しているのかと探してみましたら、「ひみつのプクプクハイム村」しか出版されていませんでした。
 けれどもミヒャエル・ゾーヴァさんは、有名な画家でして、画集などは数多く出ていました。
 そこで図書館から
何冊か借りてきて眺めてみたうちの1冊が、
 この「ゾーヴァの箱舟」です。

 面白いです!

 画集ではありますが、文字のない絵本のように眺めることができます。

 摩訶不思議な絵と、その絵に添えられているタイトル……
 この一枚の絵とタイトルで一つの絵本としての作品です。

 ですから
「ゾーヴァの箱舟」は、絵の数だけの作品が詰め込まれた絵本短編集だという見方もできます。

 絵を眺めていると「なんだこれ?」という感じになり、
 でも何故か引き込まれて、
 そんな状態でタイトルを見てみると、
 頭の中で物語が動き出すのです。

 この画集を絵本として眺めていると、
 延々と楽しむことができます!

 絵に頭の中を刺激されて、妄想が尽きなくなってしまうのです。

 それで……

 ついついお酒を飲み過ぎてしまいます……気を付けてください……

| comments(0) | trackbacks(0) | 14:43 | chaury |

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またまたはーい!(絵本)
 いろんな動物たちに、名前を確かめます。

 「おさるさんですか?」
 とか
 「ねずみさんですか?」
 とか。

 そうしたら返事は、

 「はーーーい!」……という絵本。

 でも……

 おはなし会で、この絵本をクイズにしてみました。

 「私たちは、『はーーーい!』と言いながら手を上げますが、
 この動物は、何を上げるのでしょうか?」

 動物たちは、しっかりと何かを上げて返事をしているのです。

 ということでこの絵本……

 動物たちが、返事をしながら何かを上げるのを効果的に見せるために、
 縦開きになっています。

| comments(0) | trackbacks(0) | 13:15 | chaury |

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児童館のおはなし会(13年11月)
1.またまたは−い!
2.もしもしとんねる
3.おおやまさん
4.おうちにいれちゃだめ!

<☆chaury担当>

 「おうちにいれちゃだめ!」のあとにペットの話をする。

 めずらしいことに、犬と猫を飼っている子はいなくて、
 小鳥、金魚、そしてメダカだった。

 ひとりの子が言うには、
 ほんとうは猫を飼ってみたいのだけれど、
 アレルギーだから飼えないのだという。

 そうしたら……

 出てくる、出てくる、いろんなアレルギー。
 ただし本人だけではなく友達のことも含めての話。

 それでも、
 このところアレルギーを持つ子が増えていることを実感する。

 でも……

 絵本だったら、ペットも食べ物も、
 アレルギーを気にすることなく疑似体験できるかもしれない。

 かなり想像力が必要になると思うけれども……

| comments(0) | trackbacks(0) | 18:48 | chaury |

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図書館のおはなし会(13年11月)
1.またまたは−い!
2.たぁんきぽぉんきたんころりん
3.はずかしがりやのおつきさん  スズキ コージ作/福音館書店/2008年
4.おおやまさん
5.おうちにいれちゃだめ!

<☆chaury担当>

 「おおやまさん」は、「よみっこ」をしていて楽しい。

 「おおやまさん」の顔のインパクトが大きいので、みんなを引き込もうとしなくても見入ってくれる。

 ところで、子どもたちは、ちゃんと見ているんだなと、
 あらためて感じたことがあった。

 「おおやまさん」は、幼稚園のバスの運転手で、最初は、顔の印象から恐い人だと思われていたのだけれど、ほんとうは優しい人でしたという話。

 それで、最初の方と最後の方に「おおやまさん」が運転するバスの車内が描かれている見開きが2回出てくる。

 私は、最後の方の車内が描かれている見開きで……

 「子どもたちが、笑っています」

 ……なんていう一言を付け足してみた。

 すると……

 「最初は、笑っていなかったよね!」

 ……なんて言う子がいた。

 鋭い!

 なんの反応もなかったら、そのまま先に進もうと思っていたのだけれど、
 ここで、最初の車内が描かれている見開きに戻り、
 また2度目の車内の見開きにというように、
 何回か絵本の中の園児たちの顔を見比べてみた。

 そんなことも子どもたちは楽しんでいる……

 子どもたちが、変化の面白さを楽しめるのは、
 物語の面白さを理解しているからなのだろう。

 ちなみに……

 車内の園児たちの顔を見比べるというのは、
 私が一人で絵本を眺めていた時にやっていたこと……

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:57 | chaury |

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おおやまさん(絵本)
 顔で判断するな!

 ……というお話。

 いいです、いいです、「おおやまさん」。

 いかつい顔をしています。
 映画「仁義なき戦い」に出てきても、おかしくない顔です。
 チンピラなんかじゃありません。大親分の風格があります。

 でも……

 「おおやまさん」は、幼稚園のバスの運転手なのです。

 これといったマイナス要素は見あたらないのですが、

「おおやまさんは こわいので にんきが ありません。」

 と、書かれています。

 だから……

 顔で判断するな!

 ……ということです。

 「おおやまさん」が、どれだけ素晴らしい人なのかは、
 この絵本を手に取って確かめてみてくださいね。

 最後にひとつ付け足しておきたいことがあります……

 完璧な仕事をするためには、他人に悪い印象を持たれるといったリスクを背負うこともあるということです。

 言い訳なんか一つもせずに、やるべきことを粛粛(しゅくしゅく)とこなしている「おおやまさん」は、労働者の……人としての鏡かもしれません。

………………………………………………………………………

 図書館で「よみっこ」してきました。

図書館のおはなし会(13年11月)

| comments(0) | trackbacks(0) | 14:44 | chaury |

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つきごはん(絵本)
計良 ふき子
佼成出版社
(2013-09-18)

 「つきごはん」とは、
 月命日に、お坊さんを家に迎え、ご飯を振る舞うことです。

 物語は……

 主人公の女の子「ちわこ」の父親が亡くなり、その後の約1年間を「ちわこ」の目を通して描いています。

 そんな中で、光り輝いていた会話を一つ紹介します。

 月命日に訪れたお坊さんに、母親がたずねます……

 「ひとは、どうしていなくなるのでしょうか」
 お坊さんはごはんをかみながら、ゆっくりと答えました。
 「あたらしいひとをむかえるため、かもしれません」

 ……もちろん会話の内容に心を動かされます。

 でもそれだけでなく、
 お坊さんの言う「〜かもしれません」という言葉にも惹かれました。
 人の世の不確かさといったようなことが表れているような気がするのです。

 そんな思いを抱きながら読み進み、ラストシーンに辿り着いた時……

 「あたらしいひとをむかえるため、かもしれません」

 この台詞が、心の底から再び浮かび上がってきました。

 不確かな世の中に生まれてくる……確かな命……

 飯野さんの絵も合わさって美しいエンディングでした!

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:12 | chaury |

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