絵本の読み聞かせをしてみよう!よみっこ ブログ




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ちいさな死神くん(絵本)
 白い目で見たり嫌な顔をしてはいけません!

 それは偏見を持っているということなのですから。

 何を言いたいのかというと……

「死神」だって恋をしてもいいじゃないか!

 ……ということです。

 登場するのは、男の子の「死神くん」。
 子どもであっても、すでに一人前の死神として働いています。

 仕事の内容はというと、
 人を死に追いやることではなく、
 死にゆく人を「死の王国」へ導いていくこと。

 案内人のようなものであり、けっして殺人鬼ではありません。

 そんな「死神くん」が、恋をするのです。
 相手は、短い生涯を閉じた女の子「エルスウィーズ」。

 死者と死神の恋愛物語!

 この設定だけで、なんだかわくわくしてきます。

 私としては、どんな恋愛でも成就してもらいたいのですが……

 さて、この恋の行方は、どうなってしまうのか……!?

| comments(0) | trackbacks(0) | 10:07 | chaury |

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ちいさいきみとおおきいぼく(絵本)
 小さいオオカミと大きいオオカミの
 出会いと別れ、そして再開の物語。

 オオカミは、2人(匹)とも男(雄)なのだけれども、
 最後のページに描かれている寄り添う2人を見ていると、
 どうしても男と女にしか思えなくなってしまう。

 ところで……

 男同士でもいいのだけれど、
 出会いと別れと再開という流れならば、
 必ず別れのきっかけとなる出来事がなくてはならないはずだ。

 たいていは単純な喧嘩という形だろうけれども、
 ときには……
 大好きだからこそ別れなければならなかったり、
 ちょっとした勘違いが大問題に発展したり、
 度重なるすれ違いが原因になったり、
 ……というようなことで別れるなんていうこともある。

 けれども「ちいさいきみとおおきいぼく」の2人は、
 そういった理由が何もないのに別れてしまう。

 これが面白い!

 ある日……

 大きいオオカミのもとに、小さいオオカミがふらりと現れる。
 ちょっとした交流をしつつ、ひと晩を共に過ごす。
 そしてその日、
 小さいオオカミは、理由もなく、いつのまにか去って行ってしまう。

 大きなオオカミは、またたくまに大きな喪失感を抱え、
 途方に暮れながら何か月もの期間を過ごすことになる。

 そしてある日、
 大きいオオカミのもとに、小さいオオカミがふらりと戻ってくる……

 ここで考える。
 なぜ2人は、何の理由もなく別れてしまったのだろうか?

 すると、気付くことがある。

 大きなオオカミにとって原因や理由なんてものは、
 どうだっていいんだということ。

 重要なのは、小さなオオカミがいなくなってしまったということ。 

 さらに……

 大きなオオカミの喪失感は、
 原因や理由に左右されることなく純粋培養されたものだからこそ、
 余計に際立って、
 私たちに深い印象を与えたのかもしれないということ……

| comments(0) | trackbacks(0) | 18:06 | chaury |

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とてもおおきなサンマのひらき(絵本)
 巨大な巨大な……
 実際にはありえないくらい……
 人間の10倍以上もありそうな……

 とにかく「とてもおおきな」サンマの開きを
 ちょび髭をはやした「またやさん」が買ってくるのです。

「またやさん」が買ってくる「とてもおおきな」食べ物は、
 サンマの開きだけではありません。

「とてもおおきなスルメ」や「とてもおおきなたいやき」
 なんていうのもあります。

 もちろん……

 信じられないような「とてもおおきな」ものを
 目の当たりにできるのは、とっても楽しいのです。

 でももっと面白いと思うのは……

 最後まで「またやさん」が、
 それらを一口も食べることが出来ないということです。

 懲りないものなんですね……

 何度同じ目にあっても、
 また「とてもおおきな」何かを買ってしまうのですから。

 少々痛い目にあったとしても、
 人間の欲望の方が勝ってしまうということなのかもしれませんね。

 そんなダメな部分を愛おしいと思う作者・岡田さんの気持ちが、
「またやさん」という名前に表れているような気がします……

| comments(0) | trackbacks(0) | 15:12 | chaury |

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しろちゃんとはりちゃん(絵本)
 白いウサギの「しろちゃん」と
 ハリネズミの「はりちゃん」の友情物語。

「しろちゃん」と「はりちゃん」は、一緒に住んでいます。
 けれどもある日、ふたりは喧嘩をして、
「はりちゃん」が家を出てしまうのですが
 最後に仲直りをするという話。

 ところで喧嘩の原因はなんだったのかというと……

 晩御飯のメニューを
「えびカレー」にするか「たまごカレー」にするかということ。

 こんなことで大喧嘩になることもあるのですね。

 他人事のように言っていますけれども……

 気を付けなければいけません!

 夫婦(男と女)の喧嘩にも、
 そんなくだらない喧嘩があるような気がします……

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:20 | chaury |

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ふたつのねがい―ふゆのおとぎばなし(絵本)
「ふゆのおとぎばなし」という副題がついた
 オランダの作家による「恋」の話。

 恋に落ちるのは……

 おもちゃの雪だるまと、おもちゃの踊り子。

 恋愛は、片方が思っているだけでは成就しない。

 二つの気持ちが、
 行き交い、
 すり寄り、
 重なり合い、
 絡み合い、
 もつれ合ったりしなければならない。

 でも……

 おもちゃには、どうすることもできないことがある。

 だから……

 願うしかないのかもしれない。

 それも……

 片方ではなく両方が。

 だから……

 絶対に「ふたつのねがい」が必要だったんだ……

| comments(0) | trackbacks(0) | 19:33 | chaury |

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児童館のおはなし会(13年12月)
1.しろちゃんとはりちゃん
2.おいもさんがね
3.びんぼうがみさま
 (こどものとも/2011年1月号/福知伸夫:再話・絵)
4.いちばんちいさな クリスマスプレゼント

<☆chaury担当>

「びんぼうがみさま」によると、
 ため息をつく人に貧乏神は近づいてくるようです。

 何かと忙しいこの時期、お気を付けください!

 集まってきた子どもたちには、関係なかったみたいですけどね。

「いちばんちいさな クリスマスプレゼント」の結末は、
 今日の子どもたちには、よく伝わったようです。

 でも……

 大切なものが何かが分かっても
 やはり今年の実際のクリスマスプレゼントが無くなってしまうのは
 困るということでした!

| comments(0) | trackbacks(0) | 18:10 | chaury |

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図書館のおはなし会(13年12月)
1.おおきくおおきくおおきくなあれ(紙芝居)☆
2.いちばんちいさな クリスマスプレゼント
3.ゆきのひのおはなし
4.ゆめのゆき
5.しろちゃんとはりちゃん

<☆chaury担当>

 「おおきくおおきくおおきくなあれ」で、クリスマスケーキを大きくしてから「いちばんちいさな クリスマスプレゼント」へ。

 「いちばんちいさな クリスマスプレゼント」の結末は、
 図書館に来てくれる小っちゃい子たちには難しいと思いましたが、前半部分を中心に楽しみました。
 でも……
 最初は笑っていた顔が、後半は真剣になって絵本を見つめていました。

 何を考えていたのでしょうね……?

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:45 | chaury |

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ナースになりたいクレメンタイン(絵本)
 ふと思ったのですが……

 コスプレというものが、
 そのキャラクターになりきりたい、そのものになりたい、
 といった願望の実現ということならば……

 幼いころに、風呂敷を背中にまとい、
 スーパーマンになりきって走り回っていたのも
 コスプレというのではないだろうか……

 これまでは、コスプレというのは何が楽しいのだろう…… 
 なんてことを思っていたのですが、
 ほんの少しだけ、分かったような気がしました。

 それで、お話はというと……

 登場する女の子「クレメンタイン」が、誕生日のプレゼントに、
 看護師の制服と救急セットをもらうのです。

 制服を身に付ければ、
 その気になって、その仕事を真似してみたくなるものです。

 ということでクレメンタインも家族を相手に、
 体温を測り、聴診器をあて、包帯を巻くなどということをします。

 ペットの犬の「ウェリントン」も、
 右の前脚に包帯を巻かれてしまいます。
 これが……なんともいえずカワイイです!

 それから、それから、弟の「トミー」です。

 背中に、なにやら長めの布をまとい、
 スーパーヒーローになりきって、
 親が見たら叫び声を上げそうな危険なことまでしています。

 怪我をしなければいいのですが……

 まぁ、そんな時は、
 クレメンタインが張り切って駆け付けるのでしょうけれどね……

| comments(0) | trackbacks(0) | 21:01 | chaury |

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いちばんちいさな クリスマスプレゼント(絵本)
 毎年、毎年、あたりまえのように、
 クリスマスプレゼントをもらっていると……

 そのありがたさが分からなくなってしまうものなのかもしれません。

 登場する男の子ローランドのもとに届いたクリスマスプレゼントは、
 今までで一番小さくて、手の平にのるような大きさでした。

 特大の赤い靴下を、ぶら下げていたにもかかわらずです。

 そこでローランドは、こんなちっぽけなプレゼントなんて嫌だ、もっと大きなプレゼントに変えてくださいと願います。
 すると、そのプレゼントが大きくなるのです。

 しかしそれでもローランドは満足せずに、また願います。
 こうして、
 どんどんとクリスマスプレゼントは、大きくなっていくのです……

 ここで最初に戻って……

 ありがたさが分からなくなってしまうということです。

 これは、クリスマスプレゼントに限ったことではありません!

 だからお話の結末は……

 子どもに小さなプレゼントを
 受け入れさせるために用意されたものではないのです。

 大人も巻き込んで、
 大切なものはなんだったのかを考えてもらうための結末になっています。

 クリスマスを大いに楽しんだ後、静かになった部屋の中で、
 このようなことに思いを巡らしてみるのもいいかもしれません……

| comments(0) | trackbacks(0) | 15:02 | chaury |

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おおきくおおきくおおきくなあれ(紙芝居)
 観客参加型の紙芝居。

 みんなで「おおきくおおきくおおきくなあれ」と言うと、

 次の画面で……

 小さかった、ブタやタマゴやケーキが、

 大きくなります。

 最後のケーキは……とってもゴージャスです!

 贅沢気分を味わえます。

 ですから……クリスマスの時期にもいいです!

| comments(0) | trackbacks(0) | 19:03 | chaury |

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