絵本の読み聞かせをしてみよう!よみっこ ブログ




スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています




| - | - | | スポンサードリンク |

このページの先頭へ

びんぼう神とふくの神(絵本)
 1992年発行の絵本です。

 大好きな昔話の絵本なのですが、紹介していなかったので、
 遅ればせながら……

 ところで、質問です!

 貧乏神と福の神、どちらが好きですか?

 そりゃ、福の神ですよね。
 少なくとも、福の神と答えた人の方が圧倒的に多いはずです。

 でも……

 好き嫌いは、ちょいと置いておくとして、
 貧乏神というのは、悪い奴なんでしょうかね。

 とりあえず「神」がついているので神様だと思うのですが……

 それで簡単に調べてみましたら、ところによって貧乏神は、
 貧乏を福に転じる神として祀られたりもしているようです。

 それから、これは大切なことだなと思ったことがあります。

 貧乏神は、怠け者が大好きなのだということです。

 ということは……

 貧乏神は、もとから貧乏だった人とか、
 いずれは貧乏になる人に憑りつくのかもしれませんね。

 ただな……と思うのです。

 怠けていないのに、どうにもならない時ってあるよな、と……

 そんな時は、すべての元凶を貧乏神のせいにしてしまい、
 どうにもならない気持ちを、
 なんとか落ち着けるということくらいは、してもいいのかなと思います。

 もしかしたら、こんなことも
 貧乏神が神様であるゆえんになっているのかも……?

 きっと……

 貧乏神も、おろそかにしちゃいけないのでしょうね。

 ちゃんと心から、お・も・て・な・し、なんてことをすれば、
 この絵本のように、幸せになれるかもしれません。

 でもそのためには……

 貧乏な時でも、心の中のどこかに、ほんの少しでもいいから、
 ゆとりを持っておく必要があるのだと思います。

 難しいですけどね……

| comments(0) | trackbacks(0) | 15:11 | chaury |

このページの先頭へ

れいぞうこ(絵本)
 なんなの、あんた。

 それで冷蔵庫だって言い張るつもり……

 あんた……ただのガラクタなんじゃないの。

 目と口なんかつけちゃってさ。

 鼻はどうしたのよ、鼻は。

 目と口だって、どうせ磁石なんでしょ。

 そんな黒くて丸い磁石なんて、100円ショプにだって売っているわよ!

 口だってスイカのできそこないじゃない。

 それに、なによ。

 これ見よがしに「れいぞうこ」だなんて……

 そんなものを付ける必要ないでしょ、ほんとうの冷蔵庫だったらさ。

 どうなのよ……

 冷蔵庫だったら、中はちゃんと冷えているんでしょうね。

 冷たい牛乳は入っているんでしょうね。

 タマゴはどうなのよ、なくてはならないものでしょ。

 あ〜ぁ、イチゴがたべたくなっちゃったな……

 さぁ、出してみなさいよ!

 冷蔵庫だったらさ……



 あるんだ……冷えてるんだ……失礼しました……



 冷蔵庫だったのですね……


| comments(0) | trackbacks(0) | 15:39 | chaury |

このページの先頭へ

黄金の夏休み(絵本)
 まさに「黄金の夏休み」です!

 主人公が宝探しに出かけ、
 遺跡の中から黄金の宝物を発見……したわけではありません。

 小学生の高学年だと思われる男の子の「ぼく」が、
 従弟のいる村で、夏休みの一時期を過ごした話。

 その村というのが、大沼という山間にある村。

「夏休みにぼくは、バスを二度のりつぎ、半日ちかくあるいて、大沼にいきます。ぐにゃぐにゃの山道です。
 山のにおいがします。山の音がします。
 山の風がふいています。いけどもいけども山ばかりです」

 物語は、この文章から始まります。

 もう説明なんか必要ない……という感じです。

 だって……

 この自然こそが「黄金」なのだと思うからです。

 もちろん……

 その自然の中で味わった数々の貴重な体験が、
「黄金の夏休み」なのだと思います。

 でも……

「黄金の夏休み」になったのは、「黄金」の大自然があったからです。

 大切にしなくちゃいけません……
 残さなくちゃいけません……

 そんな「黄金」の大自然とは、どのようなものなのか?

 この絵本を眺めてみれば分かります。

 じっくりと「黄金」を味わってみてください。

 きっと……

 大切にして残さなくちゃいけないと思うはずです!

| comments(0) | trackbacks(0) | 17:25 | chaury |

このページの先頭へ

ごろん ごろん(絵本)
 みんなが大好き!

「ごろん ごろん」

 だから……

 みんなで一緒に、

「ごろん ごろん」

 たのしいねー!

 だってさ……

 ママがね、パパがね、

 お家がね、

 ブランコがね、ジャングルジムがね、

 みんな、みんな、

 お空まで、

 ひっくり返っちゃうんだもん!

 だから……

「ごろん ごろん」って、

 だーいすき!

| comments(0) | trackbacks(0) | 15:12 | chaury |

このページの先頭へ

黄色のトマト(絵本)
 宮沢賢治の絵本。
 絵は、降矢 ななさんが担当。

 あーっ! というため息が出て、
 どうにもできずに胸が痛くなるような絵本でした。

 物語は……

 ある男の子が、博物館にいる剥製の蜂雀(ハチドリ)から聞いている
 兄妹の話という形をとっています。

 その話の中で蜂雀は、くりかえし、くりかえし……

 しつこいくらいに言うのです。

「かあいそうなことをした」
「かあいそうだなあ」
「かあいそうだ」

 そうして絵本を閉じた時……

 ほんとうにそう思っている自分がいたのでした。

 でもそれは、兄妹に対する同情なんかじゃありません。

 どうすることもできない遣り切れなさを抱えてしまったという感じ……

 外の世界をまったく知らず、いまだ純粋無垢のままの兄妹が体験する悲劇。

 純粋無垢のまま大人になるなんてことは不可能ですからね。

 みんな、いつかはどこかで傷つき、
 その傷を癒しながら成長していくのでしょうね。

 でも……

 この話はそれだけでなく、
 現在のシステムに対する批判という側面があるように感じます。

 それが……

 黄色いトマトに対するお金ということで表れている思うのです。 

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:19 | chaury |

このページの先頭へ

やまのすもうだ!はっけよい!(絵本)
 2014年初場所……
 なんだかパッとしませんね。

 稀勢の里は、どうしたんだ……という感じで
 琴欧洲も、もうだめだ……という感じで
 琴奨菊だって……どうにか……という感じ

 こんな状態で、もしも今場所、遠藤が光り輝いていなかったら……

 またまた白鵬に、今場所のすべてを背負わせることになってしまいます。

 そうそう忘れちゃいけません……

 鶴竜に千秋楽まで頑張ってもらわなければ!

 本場所が盛り上がらなければ、さらに相撲人気が下がってしまいます。

 そうならないようにするためには、どうすればいいのか……?

 華のある力士が、いい相撲をとる……あたりまえのことをするだけです。

 この絵本を眺めれば分かります。

「ふじさん」と「さくらじま」が、熱戦を繰り広げています。

 世界に誇る日本の山の大スターに、
 向こう意気の強い暴れん坊が挑みます。

 二人は山そのものの姿で、まわしを締めているのですが……

 笑うなんてことはありません。

 手に汗握るのです。

 さて……勝敗はいかに!?

| comments(0) | trackbacks(0) | 13:14 | chaury |

このページの先頭へ

老人ホームのおはなし会(14年1月)
1.ラーメンちゃん
2.おによりつよいおよめさん
3.でんきがまちゃんとおなべちゃん
4.おかし だーれ?

<☆chaury担当>

「ラーメンちゃん」は、最初から最後まで全部が、
 音楽になっているような絵本。
 きっと聞いているうちに、
 歌い出したくなって、行進をしたくなってくるはずです。

 ところで……

 おはなし会が終わると、来場した皆さんは、
 それぞれの部屋がある階ごとに、職員さんが伴って退出していく。

 いつも、すべての人が会場から出て行くまで、
 雑談をしたり歌を唄ったりして過ごしている。

 今日はめずらしく、最後にたった一人の女性が残った。

 私ともう一人のボランティアで、その女性と話をして二曲ほど歌を唄う。

 女性の話し声は、「うー」とか「あー」というような唸り声になって、まったく分からないのだけれど、女性の方は、私たちが話していることは、はっきりと分かっているようだ。

 でも不思議なことに、その女性と別れた後の私たち二人は、たくさんの会話をしたような気になっていた。

 きっと……

 その女性の表情が豊かだったからだと思う。

 とくに……

 笑顔が素敵だったことを付け加えておきます。
 

| comments(0) | trackbacks(0) | 17:08 | chaury |

このページの先頭へ

高齢者在宅サービスセンターのおはなし会(14年1月)
1.かえるをのんだととさん
2.銀座カンカン娘(歌)
3.あんなかいぶつみたことない
4.おによりつよいおよめさん

<すべてchaury担当>

 節分の鬼から始まって、強い女性のお話へ……

 女性が強くなったと言われ出したのは、いつの頃からだったか?

 はっきりと思い出せないけれど、

 とにかく「銀座カンカン娘」は、すでに強い女だった。
 たくましい女と言った方がいいかもしれない。

 そこで……

「あんなかいぶつみたことない」を読んだ後に

「みなさんの中に、こんなに強い女性はいますか?」と聞いてみた。

 そうしたら……

 たった一人の女性が、ニコニコしながら勢いよく手を差し上げた。

 一人だけ手を上げたというだけで、たくましさや強さが伝わってくる。

 でもそれだけじゃない……

 その笑顔から、明るさと美しさまでもが弾けていたように感じた。

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:17 | chaury |

このページの先頭へ

あのな、これはひみつやで!(絵本)
 とんでもない! とんでもない! とんでもない!

 だって……

 幼稚園生の男の子「たけるくん」が、
 先生の「ひろみせんせい」と結婚することになっていて、
 もうすぐ赤ちゃんが生まれるというのですから。

 とんでもない! とんでもない! とんでもない!

 ……というか……ありえない……か!?

 でも……

 幼稚園生は、こんな話でも、
 そのまんま受け止めてしまうことがあるのかもしれません。

 だから……園内の子どもたちは、大騒ぎになってしまったのです。

 ところで……

 なぜこんなことになってしまったのかというと、

「あのな、これはひみつやで!」

 という内緒話が、何人もの子どもたちの間で続いた結果です。

 内緒話……怖いですね……

| comments(0) | trackbacks(0) | 17:02 | chaury |

このページの先頭へ

つぎはわたしのばん(絵本)
「つぎはわたしのばん」で、何をするのかというと……

 注射です!

 ひぇ〜〜〜 と、叫んだ人がいるのではないでしょうか。

 私はといえば、
 幼き頃を思い出すと、記憶に残っている限りでは、
 泣き叫んだことも嫌がったこともありません。

「注射なんか、何でもないよ!」なんてことを言っていたと思います。

 しかし……

 本当は嫌だったのです……これは、初めての告白です。

 だから……

 おそらく注射針が刺さるところは見ないようにして、
 そっぽを向いていたはずです。

 こんな人は多いのではないかと思うのですが、どうなのでしょうか?

 そんな注射をですよ……

「いもとようこ」さんの描く可愛らしい動物9匹が、
 横一列に並んだイスに、かしこまって座り、打つ順番を待っているのです。

 もちろん……

 不安そうな顔を浮かべながらです。

 はたして……

 みんなは注射を無事に打ち終わることができるのでしょうか……?

 それでは……

「つぎのかた、どうぞ!」

 ギャー―――――――!

| comments(0) | trackbacks(0) | 19:06 | chaury |

このページの先頭へ

   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< January 2014 >>

+ 現在表示中の記事
+ 記事の項目
+ RECOMMEND
+ ARCHIVES
+ RECENT COMMENTS
+ RECENT TRACKBACK
+ LINKS
+ MOBILE
qrcode
+ SPONSORED LINKS
+ RECOMMEND
+ OTHERS
+ PROFILE
+ COUNTER
ブログパーツUL5