絵本の読み聞かせをしてみよう!よみっこ ブログ




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あみだだだ(絵本)
 感激です!

 元永さんの新しい絵本なのですから。

 それも谷川さんとのコンビです。

 二度とお目にかかれない絵本だと思っていました……

 涙、涙、涙……

 この絵本が発行されたことに、ほんとうに感謝です!

 もうほんとうに、たまりません……

 音楽が聞こえてきます。
 楽しさがあふれています。

 全見開きに「あみだくじ」が描かれています。

 でも……

 元永さんも谷川さんも、
 なにが当たるかなんてことは関係ないんです。

 あみだくじの見た目が楽しいのです!
 あみだくじを辿る過程が楽しいのです!

 何かが当たって、ファンファーレが鳴り響く前から、
 ドンチャカ、ドンチャカ、ドンチャカと音楽は響き渡っています。

 ドンチャカ、ドンチャカ……?

 なんだか、おしゃれじゃありません!

 そうです。
 ドンチャカなんて音ではなく……

 あみだだだ、あみだだだ、あみだだだ だーーー!

| comments(0) | trackbacks(0) | 18:22 | chaury |

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おおかみだあ!(絵本)
「おおかみ」が、読者の私たちに、
 襲いかかって来るのではないかと思うような絵本。

 絵本の奥の方から、
 恐い顔をした「おおかみ」が近づいて来るのですから、
 私たちは、逃げなくてはいけません。

 でも……

 絵本を持っているし、
 見ているし、
 今見ているページの先も見たいし、

 だから……

 逃げることができません。

 ならばどうするのか……???

 ……と、いうような読者参加型の絵本です。

 はたして私たちは、
「おおかみ」から逃げ切ることができるのでしょうか……?

 ……と、いうようなエンディングになるのですが、

 まったく恐くはありません。

 アイディアに感嘆して、
 叫び声を上げながら腕を突き上げたくなったのでした。

 おおかみ・・・だあーーー!

| comments(0) | trackbacks(0) | 15:33 | chaury |

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老人ホームのおはなし会(14年6月)
1.はらぺこソーダくん
2.ぴっちゃんぽっちゃん
3.おおかみだあ!
4.ちいさなたいこ

<☆chaury担当>

 今日は、かなりの睡眠不足状態だった。

 けれどおはなし会が始まると……

 スイッチがパチンと入って、テンションが急激に上がった。

 こんな状態の時には、よくあることだけれど、

 やはり……

 参加してくれた皆さんから、パワーをいただいたという感じだ。

 おはなし会の雰囲気も、
 皆さんのノリがよくて、とても盛り上がった。

 最後の絵本が、少し長めの昔話「ちいさなたいこ」だったけれど、
 集中が途切れることなく、物語を楽しんでくれているようだった。

 ほんとうに、感謝、感謝、感謝……
 今日も、来ていただき、ありがとうございました!

 また私たちを元気にしてください!

| comments(0) | trackbacks(0) | 17:07 | chaury |

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ニャーロットのおさんぽ(絵本)
 毎日、まいにち、マイニチ……

 お腹がはち切れるばかりの量の食べ物を食べ続けていれば、

 太るのは当然です。

 でも……

 自分で納得しているなら、それでもいいのですけどね。

 登場する猫「ニャーロット」の幸せそうな姿を見ていると
 そんな気になってきます。

 でも……

 太り過ぎて自分の健康と日常生活に
 支障をきたすようになった時が心配です。

「ニャーロット」も今回の件で、気付いてくれればいいのですけどね……

 ところで……

 作者のパメラ・アレンさんは、
 主にオーストラリアで本を出版しているようです。

 それが何なんだというと……

 猫の名前の「ニャーロット」です。

 ぐうぜんにも、
 日本の猫として、なんてふさわしい名前なんだろう!
 なんてことを思ったのです。

 だって……

 オーストラリアは英語圏で、
 猫は「mew・ミュー」とか「meow・ミヤーゥ」
 と鳴くのですから……日本語と似てますけどね……

 そこで……

 原題を奥付で確認してみますと、

 なんと……

「Hetty's Day Out」となっていました。
「ヘティーのおさんぽ」でしょうか。

 こんなのを見つけると、
 訳者や編集者の熱意を感じて
 たまらなく嬉しくなってしまいます。

 ところで……

 今度は「Hetty」です。

 この名前を見て、もしかしたらと思ったことがあります。

「Hetty」という名前の後ろには、

「Fatty・でぶ」が隠れているのではないかと……

| comments(0) | trackbacks(0) | 15:28 | chaury |

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あのひの音だよおばあちゃん(絵本童話)
<91ページある絵本童話>

 主役は誰……?

 まったく普通の暮らしをしていた
 まったく普通の「おばあさん」と「ねこ」の家に、

 ある日……

 何でもできる天才黒猫の「くろ」がやってきて、
 一緒に暮らすことになります。

「くろ」は、多少不遜な態度が見えるものの
 料理でも掃除でも編み物でも、
 なんでもかんでも完璧にこなします。

 それまで「おばあさん」と「ねこ」は、
 まったく普通の暮らしの中で幸せを感じていたのですが……
 なんだか楽しくなくなってきます。

 そしてラストは……

「くろ」が、自らの意思で家を出て行き、
「おばあさん」と「ねこ」に、また元の暮らしが戻ったのでした。

 ということで……

 主役は誰なんでしょうね?

 一見「おばあさん」と「ねこ」のように感じます。
 もちろん「おばあさん」と「ねこ」が主役でいいのです。
「おばあさん」と「ねこ」の生活、
 もしくは「おばあさん」と「ねこ」の関係について描かれた絵本。
 ということで、なんの問題もありません。

 でも……

「くろ」を主役として眺めることもできます。

 なんといっても……

 表紙が「くろ」で、裏表紙が「おばあさん」と「ねこ」なのですから。

 それに……

 佐野さん自身が、「あとがき」の最後に書いています。

〜〜<以下引用>〜〜〜
 天才は、なしえた仕事に大いなる満足があるのだろう、と凡人は考える。
 そして凡人の想像力を持って、天才の孤独をおしはかる。これは凡人の思いあがりであるかも知れない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 まさしく、凡人の思いあがりでしかないのだけれど、
「くろ」の孤独が伝わってきて胸がいたくなったのでした。

 天才とはなんなのでしょうか……?

 マイノリティーなんですよね。
 ほんとうに一握りの少数派です。

 世間というマジョリティーに認められれば、
 崇め奉られますが、
 もしも認められなければ、
 変人扱いされてしまう可能性もあります。

 そんな天才は、
 自分の居場所を探し続けなければなりません。

 おそらく……

「くろ」は、「おばあさん」と「ねこ」の家に来る前から
 自分の居場所を探し続けてきたのかもしれません。
 そして家を出た後も……

 憶測でしかありませんが、「くろ」のような天才は、
 普通の暮らしをしようと思ってもできやしないのですから。

 普通の暮らしの中では、自分の才能を持て余し、
 欲求不満がたまってしまうに違いありません。

 こんなことを考えていて思ったことがあります。

 もしかしたら……

 知られてはいませんが、
 世間に認められずに潰されてしまった天才が、
 数多くいるのかもしれません……

 世間が、天才を殺してしまうこともあるということです。

 忘れないようにしたいものです。

 天才は、マイノリティーでもあるのだということを……

| comments(0) | trackbacks(0) | 13:50 | chaury |

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ミスターワッフル!(絵本)
デイヴィッド ウィーズナー
BL出版
(2014-05)

 私たちには……

 見えていないことがたくさんあります。

 でも……

 物言わぬ猫や犬や虫たちは、
 人には見えないことが見えていることもあるようです。

 難しいことを考えなくても、
 目の高さが違いますしね……

 カメラを地面に近付けて写真を撮っただけでも、
 普段の風景が、違う世界になってしまうものです。

 だから……

 猫の「ワッフル」が、
 とんでもないものを見てしまっても何の不思議もありません。

 とにかく……

 むちゃくちゃ楽しいのです。

 そして……

 この世の中にもまだ夢は残っているんだ!

 なんてことを勝手に一人で確信して、
 気持ちが軽くなったような気がしたのでした。

………………………………………………………………………

 おはなし会で「よみっこ」しました。

 この絵本には、
 人のものではない意味不明の言葉が出てきます。

 その部分は……

 適当に音声をつけて読んでみるといいせすよ!

「パピ、ピピピ、ププ、ペペペ……」

 なんていう感じですね。

 いろいろと試して、
 楽しいオリジナルの音声を作ってみてください。

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:56 | chaury |

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おれはねこだぜ(絵本)
 たまらなく……おもしろいです!

 だって……

 魚の「さば」が、
 集団で、
 空中を飛んで
 猫を追いかけ回すのですから。

 クライマックスは……映画館の中……

 ちょいと怖いのですが……爆笑!

 それにしても……

 なぜ「さば」は、猫を追いかけ回すのか?

「さば」は、「きみは さばをくっただろ。」
 なんて歌を唄いながら追いかけてきたので、
 おそらく……
 猫が、大の「さば」好きだからだと思われます。

 なにしろ1日3食「さば」を食べ続けていても
 飽きないのではないかと思うくらいに「さば」好きのようなのです。

 もしかしたら……

 空中を飛んで猫を追いかけ回す「さば」は、
 猫に食べられた「さば」の亡霊なのかもしれません。

 そうだとしたら……

 むちゃくちゃ恨んでいたんでしょうね。
 家族、親類、友達……みんな猫に食べられちゃったのかもしれません。

「さば」の目つきを見ているとそんな気がしてきます。

 でも……

 猫は「おれは ねこだぜ!」と言いながら逃げ続け、
「さば」が消え去ってからつぶやくのです……

「こんやは さばでも くうか。」

 ここで……

 あー、そうだったんだ、と思うのです。

「おれは ねこだぜ!」の意味です。

「さば」に追いかけられても、強がっている猫……

 というのはすぐに分かります。

 でも……

 もう一つの意味があるのだと思います。

 猫は「さば」を食べるものだ……
 それは当然のことであって、
 悪いことをしているわけでない。
 猫が「さば」を食べることは自然の摂理なんだ。
 たとえ「さば」に心底恨まれたとしても、
 猫は「さば」を食べるものだ……

 だから……「おれは ねこだぜ!」

 ……ということなのだと思うのです。

 そんな思いで、
 表紙と裏表紙の「さば」を見比べてみると……

 表紙の「さば」は、
 恐怖して恨めしそうな目つきをしています。
 いかにも後で、化けで出てきそうな感じです。

 しかし……

 裏表紙の「さば」は、
 あきらめの目をしています。
 猫に身をきれいに食べられて骨だけになっているので、
 よけいにそう見えるのかもしれませんね。

 でもこの「さば」は……
 
 猫は「さば」を食べるものだということを
 のせられた皿の上で
 最後の最後に悟ったのかもしれません。

 きっと……

 この「さば」は、
 化けで出てくることはないと思います……

| comments(0) | trackbacks(0) | 14:09 | chaury |

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児童館のおはなし会(14年6月)
1.ぷくみみちゃん
2.ミスターワッフル!!
3.ころわんとしろいくも
4.あむ (こどものとも 2011年7月号)
5.おれはねこだぜ

<☆chaury担当>

 まだ絵本紹介をアップしてないので、
 あまり詳しいことは書かないけれど、
 今日の「ミスターワッフル!!」は、
 うまくいかなかった。

(ねんのために書いておくと、
 完全に無視されたり否定されたりというのではなく
 思っていたよりも反応が薄かったということです)

 昨日図書館でもやったのだけれど、
 その時には、みんなに楽しんでもらえた。

 きっと……

 そのイメージを持ったままだったのが、
 いけなかったかもしれない。

 こんなところが「よみっこ」のおもしろさです。

「よみっこ」は生ものですからね。

 一回性のもの。

 一期一会。

| comments(0) | trackbacks(0) | 12:30 | chaury |

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図書館のおはなし会(14年6月)
1.ないているこ だあれ
2.コッコさんとあめふり
3.ミスターワッフル!!
4.おれはねこだぜ
5.きょだいな きょだいな
6.ぷくみみちゃん

<☆chaury担当>

 この図書館のお話会の参加者は、赤ちゃんの親子連れから、小学1年生くらいまでの子どもたちなのだけれど、このところ3年生くらいの男の子と女の子が参加してくれている。

 小さな時から参加してくれている子だ。

 ちっちゃい子と並んで座り、小っちゃい子のための絵本で「よみっこ」をしても、楽しんでくれているのがうれしい。

 そのへんのところを、ちゃんと分かった上で参加してくれているところに、成長を感じてしまう。

 そこで3年生の女の子に、「今度絵本を読んで聞かせて」と言ってみた。

 それはあえなく断られてしまった。

 残念……!

| comments(0) | trackbacks(0) | 18:19 | chaury |

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さかな1ぴき なまのまま(絵本)
 お婆さんと暮らしている猫が、

「ほんとの ともだち」を探しにいく話。

「きょうの よるは おまえの
 すきな さかなの しおやき」

 というお婆さんの言葉を後にして
 猫は元気に出発したのでした。

 ところで……

「ほんとの ともだち」って……何なのでしょうね……?

 そんなこと……分かりません!

 そんな友達のことで、
 もしかしたらと思ったことがあります。

 話の途中で、
 猫を食べてしまうかのように襲い掛かってくる
 怖ろしげな「なにか」が登場します。

 その「なにか」は、絵を見てみると、
 霧のような雲のような……白くて巨大なもやもやしたものです。

 これは……

「ほんとの ともだち」の象徴なのかな……
 なんてことを
 絵本を眺めながら根拠もなく考えていました。

 みなさんは、どう思うのでしょうか?

 それで、結末はどうなったのかというと……

 きっと猫も「ほんとの ともだち」のことなんて、
 最後まで分からなかったのだと思います。

 ただ……

 猫は、お婆さんの家に、
 まだ友達として認めていない「へび」を連れて帰るのです。

 そして猫は、
 夕食の支度をしようとするお婆さんに対して

「さかな一ぴき なまね」

 と言うのです。

 それまでずっとずっと「へび」を避けてきたのにです。

 猫の「へび」に対する初めての気遣いの言葉でした。

 きっと……

 猫が「へび」との関係を築いていくのも
「ほんとの ともだち」が何かのヒントを得るのも

 これからのことなのかもしれませんね……

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:18 | chaury |

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