絵本の読み聞かせをしてみよう!よみっこ ブログ




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しーっ!ひみつのさくせん(絵本)
 戦争・平和に関係する絵本。

 かわいらしい絵の雰囲気もあって
 一見すると、そうは見えないのですが、

 奥付のページの上部に
 以下の文章が添えられています。

「平和は力ずくでは保てない。
 理解しあうことでのみ得られる。
  アルバート・アインシュタイン」

「アルバート・アインシュタイン」は、作者ではなく
 舌を出した写真と特殊相対性理論で有名な理論物理学者です。

 作者は、この言葉に誘発されて、
 この絵本を描いたのかもしれませんね。

 内容はというと……

 なぜかイソップ物語の「北風と太陽」を
 思い出してしまいました。
 ちょいと違うのですけどね。

 太陽が旅人に寄り添って理解を求めた上で
 上着を脱がせたわけではないですからね。

 ただ……

 力ずくでは、
 どうにもならないこともあるということです。

 この絵本……

 ストレートな物言いではないので、
 いろいろと考えを巡らしたり、
 話し合ったりするのにも適していると思います。

| comments(0) | trackbacks(0) | 11:57 | chaury |

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チェルシーガーデン・読み聞かせ教室(14年8月)
1.グーパーグーパーグーチョキパー
2.はなびドーン
3.くまさんのおなか
4.どーこだ?どこだ?
5.おはなだーれ?
6.もこ もこもこ
7.うそうさぎ
8.ブービーとすべりだい

<すべてchaury担当>

 今日は、雨だったので、

 ちょいと少なめの5組の親子と「よみっこ」してきました。

 みなさん、何か月間か続けて来てくださっている方々。

 雨の中、足を運んでいただき、

 ありがたいことです。

 ずいぶんと気温が下がりましたが、

「よみっこ」していると、

 あいかわらず私は、汗をかいていました。

 子どもたちの熱い眼差しもありますが……

「よみっこ」の時は、テンションが上がりますし、

 たんなる汗かきでもあります!

………………………………………………………………………

「チェルシーガーデン・読み聞かせ教室」案内

| comments(0) | trackbacks(0) | 14:44 | chaury |

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クリスティーナとおおきなはこ(絵本)
 女の子の「クリスティーナ」と
 友達の男の子「ファッツ」が、
 大きな冷蔵庫が入っていた「おおきなはこ」を使って、
 数日間……「おおきなはこ」がボロボロになるまで
 遊び続ける話。

「おおきなはこ」は、
 お城になったり、秘密基地になったりします。

 二人のアイディアの面白さと
 ひとつの「おおきなはこ」を、
 ただのゴミになるまで使い倒すという面白さがあります。

 そしてもう一つ……

 母親がいいのです。

 本当は庭に置かれた「おおきなはこ」を
 早くゴミとして捨ててしまいたいと思っているのだけれど、
 子どもたちが「捨てていい!」と言うまで
 ちゃんと待っている母親。

 ラストシーンにはなっていないのですが、
「おおきなはこ」の残骸を掃除している姿も
 なんだか嬉しそうに見えて、
 こちらまで一安心という感じになります。

 だからこそ……

 ラストシーンが効いてくるのですけどね……!

| comments(0) | trackbacks(0) | 12:09 | chaury |

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はだしになっちゃえ(絵本)
 まだまだ夏は終わっていません!

 海へ行ってみませんか。

 そこで体験することは、
 夏の思い出として体の中にしまわれます。

 それに……

 意識しなくても五感が刺激されて
 体が目覚める感じを味わうことができます。

 太陽の眩しさ暑さ
 白い雲
 海のにおい
 砂浜の暑さ
 打ち寄せる波
 海の冷たさ

 見聞きしたことだけでなく、
 体で感じたことも
 貴重な思い出のひとつになるはずです。

 ここで「あっ!」と思うことがあります。

 足の裏が感じていることが、
 けっこうあるもんだなということです。

 普段私たちは、
 家の外で「はだし」になる機会は多くはありません。

 海で五感が刺激されて
 体が目覚める感じになるというのは……

「はだし」になって初めて味わえる感覚なのかもしれません。

「はだしになっちゃえ」では、
 男の子が、裸足で浜辺と海を味わっている様子が
 活き活きと描かれており、
 絵本を眺めている私たちまで
 その感覚を味わっているような気になります。

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:09 | chaury |

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商店街のお祭りで「よみっこ」(14年8月)
1.おはな だーれ?
2.ひとのいいネコ
3.悪魔のりんご
4.おおかみだあ!

<chauryの演目のみ>

 商店街のお祭りで「よみっこ」してきました。

 春にあったアースデーの時に声をかけてくれた、どらくろあさんから、
 また連絡をいただき参加することになりました。

 大道芸という位置づけということで、商店街の路上にて、
 3人で約3時間、途中にちょこちょこと休憩をはさみながら
 楽しんできました……が、それでも屋外は、
 声を張り上げるので体力を消耗するのが早いです。

 しかし、お祭り気分ということもあるのでしょうが、
 子どもだけでなく、大人の方のノリも良く、
 けっこういい雰囲気で、最後までやり続けることができました。

 そこで思わず、
 大人を対象にして「悪魔のリンゴ」まで読んでしまいました。

 ほんと、楽しかったですよ!

| comments(0) | trackbacks(0) | 13:51 | chaury |

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うそうさぎ(絵本)
「うさぎ」は……

 人を化かしません。

 だから……

「うそうさぎ」は、そんな話ではありません!

 ていうか、この絵本……

 物語ではありません。

 たくさんの「うそうさぎ」が、

 次々に登場してくるだけです。

「うさぎ かば」

「うさぎ へび」

 なんてものが、見開きごとに。

 これが……

 なんだかとっても面白いのです!

 作者の谷川さんは……

 絶対にありえないものを、

 真面目に描いて見せてくれているのです……

 いったい、それが何になるのか!?

 そんなものを描いたからって、何が生まれるのか!?

 そんなことを考えると、

 よけいに面白くなってくるのです……!

| comments(0) | trackbacks(0) | 17:26 | chaury |

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あれあれ?そっくり!(写真絵本)
 擬態する昆虫の写真絵本です。

 感想は……

 あれあれ?そっくり!
 ではなく、

 あれあれ?そっくり!!!!!!!!!!
 という感じです。

 かなり驚いた後に、

 思わず「う〜ん!」とうなって、

 感心しながら、

 写真に見入ってしまうのです。

 いちおう絵本の中には文章があるのですが、

 少人数のおはなし会などの時は、

 膝を突き合わせる感じで、

 みんなで感じたことを言い合いながら、

 パラパラとページをめくっていくのも楽しいです。

 昨日、図書館のおはなし会の前に
 みんなと楽しんだのですが、
 子どもたちは期待以上に驚いていました。
 また擬態している昆虫を探し出すという
 クイズ的な部分も楽しんでいたようです!

| comments(0) | trackbacks(0) | 11:08 | chaury |

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図書館のおはなし会(14年8月)
1.おはな だーれ?
2.およめさんにばけたきつね(紙芝居)
3.おおかみだあ!
4.ブービーとすべりだい
5.青いヤドカリ
6.うそうさぎ

<☆chaury担当>

 暑いですね!

 暑かったけれど、
 夏休みだからなのでしょうか……?
 けっこう多くの人が集まってくれました。

 暑い中……ほんとありがたいです。

「おおかみだあ!」は、
 どんな反応をしてくれるのか楽しみなのですが、
 けっこう盛り上がってくれます。

 先月、児童館でも「よみっこ」をしたのですが、
 不思議なことに、
 その時も、今日も……
「もう一回!」の声が出ました。

 でもこの絵本、
 2度やると、反応が薄くなると思っているのです。
 試していないのですけどね。

 それに、他の絵本でも「よみっこ」したいし……

 ということで、
 もう一回のリクエストには答えませんでした……

 でも前回も今回も……

「この絵本を二度読むと、ものすごく疲れちゃうんだよね」

 と言ったのですが、
 みんな納得してくれていたようでしたよ……

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:31 | chaury |

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ヨナタンは名たんてい(絵本)
デイヴィッド グロスマン
光村教育図書
(2014-07)

 登場する男の子「ヨナタン」に負けないくらいの
 名探偵である私は、疑問に思ったのでした。

 物語は……

「ヨナタン」の家のもの……たとえばスリッパやマグカップなどが、
 次々となくなっていったのです。
 もしや泥棒?
 ということで、「ヨナタン」が探偵となって動き始めるのです。
 犯人は……飼い犬の「ビバ」でした……そして結末は……!?

 ……という感じです。

 ここから先は、「ヨナタンは名たんてい」を
 実際に手に取って眺めていなければ、
 訳が分からない内容になります。

 でも……私の覚書ということで……あしからず。

 疑問に思ったことは……

 飼い犬の「ビバ」が、
 なぜ疑似家族(家庭)を作るために
「ヨナタン」の家の中のものを持ち出したのかということ。

 だって……「ビバ」は飼い犬なのです。

 飼われている「ヨナタン」の家に不満を持っていたのでしょうか?
「ビバ」は、「ヨナタン」の家の人たちを
 家族だと思うことができなくなってしまったのでしょうか?
 もちろんそうじゃありません……

 そうではなく「ビバ」は、ウサギの家族に誘発されて
 同じ犬の家族を持ちたくなってしまったのです。

 でも「ビバ」は、「ヨナタン」の家を飛び出すことはしませんでした。
 家を飛び出して、犬のパートナーを見つけることはしませんでした。
 家を飛び出さずに、家の中のものを持ち出して
 疑似家族(家庭)をこつこつと作っていたのです。

 おそらく……

「ビバ」は、「ヨナタン」たちに気をつかったのかもしれません。

 もしくは……

「ビバ」は自分の気持ちを
「ヨナタン」たちに分かってもらいたかったのかもしれません。

 とすると……

「ビバ」は、疑似家族(家庭)を作っているところを
 発見してもらいたかったということです。

 だから……

「ヨナタン」の家の中のものを持ち出したのかもしれません。

「ビバ」の体の中では、
 さまざまな思いが交錯していたのでしょうね。

「ビバ」が意識していたかどうかは分かりませんが、

 どうしようもない思いがつのって……

 強く抱きしめて欲しかったのかもしれません!?

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:50 | chaury |

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クジラにあいたいときは(絵本)
 あー、たまりません!

 いい気分になりました……!

 きっと、詩なのです。
 絵も含めた絵本としての詩です。

 言葉の意味を一つ一つ追いかけてしまうと……

 何を言っているんだ?

 ……ということになってしまう可能性もあります。

 でも……

 淡い色づかいで、気持ちが穏やかになる絵と、
 言葉の響きの心地よさに浸りながら
 最後のページまで読み進めると、

 あー、なんていい気分なんだ!

 という感覚を味わうことができるはずです。

 ちょいとだけ紹介してしまうと……

 けっして、間違っても、絶対に、

「行動を起こせ! 家の外に出よ!」

 なんていうことを声高に言うことはありません。

 でも……

 少しずつ、ゆるやかに、強制することなく、
 絵と言葉が、誘い出してくれるのです。

 まるで……

 吹いているのかどうか分からないくらいの
 そよ風に運んでもらっているような感じです。

 そして、ラストシーン!

 穏やかだった気持ちが、興奮に変わります!

 けれども……

 叫び声を上げるようなものではありません。

 ふわっと体が浮き上がるような高揚感なのです……

| comments(0) | trackbacks(0) | 13:56 | chaury |

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