絵本の読み聞かせをしてみよう!よみっこ ブログ




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ぎゅう ぎゅう ぎゅう(絵本)
「ぎゅう ぎゅう ぎゅう」ですからね……

 その上、赤ちゃんの絵本ですからね……

 なにも説明する必要ないと思います!

「よみっこ」は、コミュニケーションであり、

 スキンシップです!

 照れくさくたって大丈夫です。

 二人の間にある絵本が、

 そんな気持ちを和らげます。

 それに……

 絵本の中でやっていることを

 真似するだけなのですから。

 さあ!

 スキンシップをしますよ。

 子どもと

 ぎゅう ぎゅう ぎゅうーーー!

 そして……

 パートナーと

 ぎゅう ぎゅう ぎゅうーーー!

 今すぐに!

 側にいなかったら、

 帰ってきたらすぐにです……!

| comments(0) | trackbacks(0) | 11:12 | chaury |

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せなかをとんとん(絵本)
 障害者に関係する絵本。

 主な登場人物は、
 耳の聞こえないお父さんと
 その息子である小学一年生の「しんぺい」くん。

 新鮮なのは……

 障害者として登場するのが、
 子どもではなく、お父さんだということ。

 そして……

 テーマになるのが、
 障害者と社会(学校など)との関係といったことではなく
 親子の関係だということ。

 そして……

 物語の終わりが、
 完全なハッピーエンドになっていないこと……

 ……これは、あくまでも個人的な意見です……

 小学一年生の「しんぺい」くんの父親への愛情は、
 確固たるものだということは分かったのですが、
 葛藤を抱えたままの生活が、
 しばらくは続くのだろうと思われるのです。

 これが……けっこういいのです!

 小学生になれば、
 多かれ少なかれ
 不条理なことや理不尽なことに
 出くわしたりするものです。

 大小の差はあるのでしょうが、
 一つや二つの葛藤を抱えながら
 生活をしている子どもだっているはずです。

 子どもの頃を思い出してみると、
 なおさら、そう思うのです……!

 子どもだって、
 いろいろと悩みながら成長をしていくのです……

| comments(0) | trackbacks(0) | 12:31 | chaury |

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よーいどん!(絵本)
「ピーマン村の絵本たち」のシリーズの一冊。

 運動会の絵本。

 秋の行事だった運動会は、

 いつのまにやら春の風物詩になっているようですが……

 スポーツの秋という刷り込みと、

 1964年開催の東京オリンピックの印象もあり、

「運動会=秋」のイメージが消えることはありません。

 まあ……

 運動会は置いておくとして、

 運動するのに季節は関係ありませんから、

 いつでも、みんなで、

 かけっこなどをしてもいいのです。

 赤と白のチームに分かれて競い合ったっていいんです。

 それでは、あらためて……

「よーい………………うどん!」

 これは……

 この絵本のしょっぱなのギャグです……!

| comments(0) | trackbacks(0) | 13:30 | chaury |

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老人ホームのおはなし会(14年9月)
1.タコのたこきちくん
2.ぽんちんぱん
3.にんじん だいこん ごぼう
4.よーいどん!

<☆chaury担当>

「タコのたこきちくん」は、
 タコの「たこきちくん」が、さまざまな人から助けを求められる話。

 聞き手は、オチに辿り着くまでに、
 いろいろと考えを巡らすという楽しみがあります。

 けれども、みなさんは、
 助けを求めに来た人たちのキャラクターが気に入っていたようです。

 その中の一人に黄門様がいました。
 個人的には、この黄門様が自分で印籠をかざし、
 地位を利用して助けを求めている姿が、
 なんとも情けなくて気に入りました。

「ぽんちんぱん」は、子どもたちに評判がよかった絵本ですが、
 老人ホームでも楽しんでもらえました。

 不思議で可笑しい音。
 軽やかでリズミカルな響き。

 こうしたことを感じて楽しむことは、年齢は関係ないのですね!

| comments(0) | trackbacks(0) | 17:18 | chaury |

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岩手県でおはなし会(14年9月)
1.(こどものとも0.1.2. 2010年9月号)
2.わらべ歌遊び
3.へんなかお
4.ソメコとオニ(朗読)
5.金色とさかのおんどり・ロシア民話(語り)
6.どうして?

<☆chaury担当>

 9月22日……

 私が参加している児童文学の会「メルヘン21」のメンバーのつながりで、岩手県大槌町のこどもセンターでおはなし会をしてきました。

 おはなし会では、あえて震災には一切触れずに、とにかく子どもたちと一生懸命に遊んで楽しい時間を過ごすことだけを考えました。

 読み手は私を含めた三人で、約1時間のおはなし会。
 私は、進行役を務めながら三冊の絵本で「よみっこ」をしたのですが、いずれも子どもたちには、声を出すことなどで参加してもらいました。

 このような形をとったのは、
 多くのボランティアの来場に飽きているかもしれませんし、なによりも子どもたちに、ボランティアの押し付けという捉え方をされることだけは避けなければならないと思ったからです。
 また、初対面ということで身構えている部分もあるはずです。
 さらに、「よみっこ」の聞く楽しみだけでなく、声を出すことや自分の声を聞いてもらうことの楽しさを少しでも感じてもらえたらと考えました。

 案の定、おはなし会の初めのころは、緊張感が漂っていましたが、
 じょじょにほぐれて「へんなかお」のあたりから遊びを楽しむ状態になり、どうなるかと思っていた「どうして?」では、みんなが面白がって声を出してくれました。
(主人公の女の子が何度も発する台詞「どうして?」のすべてを、みんなに言ってもらいました)

 結果……楽しかったです!


 ところで街の様子ですが……

 今年の5月に大槌町役場から「災害廃棄物等の搬出完了」の報告が出ており、瓦礫が散乱していたり積み上げられていたりという風景はなくなっていました。
 現在は、
 そこかしこで何台もの重機が動き回り、整地を進めている段階です。

 ただし多くの仮設住宅が残っており、必要がなくなる様子もありません。
 再開している商店などもプレハブの建物がほとんどです。

 地元の人の話を聞くと……

 復興を実感している人は一人もいませんでした。

 このような状態の中で、地元の人たちが危惧しているのは、
 時間の経過や東京オリンピック開催などの話題によって、震災に対する興味が薄れていくことです。

 深い「絆」が、まだまだ必要なのに、
 名ばかりのお題目になってしまってはいけません。

 気になったことが、復興予算の使い方に対する不満です。

 人によっては……
 せっかくの復興予算なのに、
 生活者の立場に立った使われ方がされていない。
 消化することを優先させているのではないか。
 ……というような意見も聞かれました。

 ただ一つ救いだったのは……

 子どもたちのことです。

 おはなし会前日の21日は、お祭りだったのですが、
 多くの子どもが、お祭りに参加をしていたのです。
 笛や太鼓を打ち鳴らし、唄い踊っている姿に感動してしまいました。
 お神楽や踊りなどのすばらしさは、もちろんのことですが、
 その姿の中に、地元への愛情を感じたからかもしれません。

 こどもセンターの館長さんにうかがうと、
 在住の子どもたちは、
 ほぼ全員がお祭りに演者として参加しているとのこと。

 被災地が、
 将来も子どもたちに愛され続ける場所になることが、
 復興のポイントの一つになるのではないでしょうか。

| comments(0) | trackbacks(0) | 21:43 | chaury |

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ぽんちんぱん(絵本)
 福音館書店の「0.1.2.えほん」なので
 赤ちゃんのための絵本なのですが、
 大人でも楽しめます!

 でも……

 一生懸命に楽しさを見つけなくてもいいんです。

 この絵本は、
 ただなんとなく眺めているだけで、
 いつのまにか微笑んでしまうのですから。

 写真の絵本なのですが、
 どの見開きにも、
 真ん中にパンが写っています。

 登場するのは、食パンやロールパンやフランスパンなど。
 一つのパンは、それぞれ続けて2回ずつ登場します。

 最初は、パンそのものが、
 2回目は、そのパンのどこかをちぎったものが写っています。

 どこかがちぎられたパンを見てみると、
 なぜだか「顔」に見えるという内容です。

 なんでもないパンから、
 どんな「顔」が生まれるのか……

 そんなことを楽しみながら、
 声に出して言ってみましょう!

 一人だけでもいいですし、
 おはなし会の時には、みんなと一緒に!

 なんだか楽しくなってくる魔法の言葉……
 
 ぽんちんぱん!

………………………………………………………………………

 おはなし会で「よみっこ」してきました。

図書館のおはなし会(14年9月)

| comments(0) | trackbacks(0) | 11:27 | chaury |

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児童館のおはなし会(14年9月)
1.ぽんちんぱん
2.学校ななふしぎ
3.ぶーんぶーん
4.ぎーこんぎーこん
5.うそ
6.よーいどん!

<☆chaury担当>

「学校ななふしぎ」は、怪談絵本。

 それも……

 トイレの花子さんを始めとする学校の怪談が
 寄せ集められています。

 大人が楽しむような心理的な恐さや捻りはありません。

 だからこそ余計に、
 子どもには、ストレートに恐さが伝わります。

 このストレートな恐さを

 もっとも引き立てているのが……絵……!

 暗闇の学校で、
 お化けたちが戯れています……

 トイレで、理科室で、音楽室で……

 そんな絵を見て子どもたちは、
 キャアキャアと騒いでいました。

 だから……

 その後は、二冊の赤ちゃん絵本で気分転換。

 子どもたちと一緒に声を出して読みました!

| comments(0) | trackbacks(0) | 19:15 | chaury |

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図書館のおはなし会(14年9月)
1.でんしゃにのって
2.よーいどん!
3.うそ
4.こしぬけウィリー
5.ぽんちんぱん
6.?あつさのせい?

<☆chaury担当>

 なんでだろうな……!

 楽しいな……!

「ぽんちんぱん」

 題名を言っただけで、

 笑っちゃうんですから……

 なんだか……おかしい……!

 頭じゃなくて、

 体が反応して、

 笑っちゃうんでしょうね……子どもたちは。

 さあ!

 大人も声に出して言ってみましょう……

 ぽん・ちん・ぱーん!

 どうですか。

 おかしかったですか……?

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:14 | chaury |

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うそ(絵本)
 どこにも見当たりませんでした。

(はじめてのテツガク絵本)の文字……

 アマゾンのサイトでは、
 タイトルの後に書かれているのですが、
 図書館から借りてきた絵本には、
 この文字が、どこにもありません。

 けれども……

「うそだろ!?」なんてことは思いませんでした。

 おそらく……

 見返しの全面を見せるために、
 切り取られたカバーの袖に
 書かれていたのかもしれません。

 ところで……

 この絵本は、ふとどきな絵本でして、
 最初から最後まで嘘で固められています。

 日頃、大人は言っているはずです。

「嘘はいけません!」

 それなのに、こんな絵本を出版するなんて……

 けれどもな……と、思うのです。

 この「嘘はいけません!」だって、
 本当のことなの? 嘘じゃないの!? って。

 本当は……

 子どもをコントロールしやすいように、
 こんなことを言っている人だっているんじゃないのって。

 それに……

 世の中には、嘘があふれていますしね。

 そうすると……

「うそ」というタイトルの付いたこの絵本は、
 真実の絵本と言えるのかもしれません。

 だから……

「嘘はいけません!」のように
 嘘の一面だけを捉えるようなことはしないで、
 嘘について、
 いろいろな角度から考え直す必要があるのです。

 嘘って……本当はなんなの……?

 きっとこの絵本が……

 考えるためのきっかけを作ってくれるはずです。

| comments(0) | trackbacks(0) | 14:19 | chaury |

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?あつさのせい?(絵本)
 暑さは……

 人を狂わすこともあるのかもしれません。

 ちょいと歯車が狂うくらいのことならいいのですが、
 暑さのせいで他人を殺めた、
 なんていうドラマか小説があったような気がします。

 だから……

 暑さのせいで物を置き忘れる
 なんていうことは、たいしたことではないのです!

 この絵本のストーリーがそうなのですが、
 絶対にけなしているわけではないのです。

 絵本「?あつさのせい?」を
 絶賛する気持ちがあるからこそ紹介するのですから。

 この絵本のストーリーは……

 馬の「はいどうさん」が帽子を忘れたのが始まりでした。
 その帽子を狐の「とりうちくん」が拾います。
 でも「とりうちくん」は、自分が持っていたカゴを忘れてしまいます、
 そのカゴをブタの「三吉」が拾います。
 でも「三吉」は……

 ……という流れでどんどんと続いて行くのです。

 最後にちょいとしたオチがありますが、
 それでお終いです。

 でも……

 恐るべき作家スズキコージさんの作品ですから、
 これだけで十分に楽しめるのです。

 が、それだけではありません……

 裏表紙を見てみると、
 映画だと思われる撮影現場が描かれています。

 その絵の中には……

 物語に登場していた牛の「山口さん」も
 役者のような感じで描かれているのです。

 だって……

 監督のような人が、
 人差し指を立てて「もう一回!」
 なんていう雰囲気を出して「山口さん」を見ていますし、
「山口さん」は、その監督を見ながら、
「まかせてください!」
 なんていう雰囲気で描かれているのですから。

 ということは……

 この絵本の中身は、実際の出来事ではなく、
 映画のために撮影された内容だということです。

 映画として完成した作品が、
 絵本になったということです。

 驚きです!

 忘れる、拾う、忘れる、拾う……

 これだけのことを映画にしてしまうなんて!

 しかも……

 とってもおもしろいのですから!

 もしかしたら……

 こんなふうに感動してしまうことが、

「あつさのせい」なのかもしれません……!

| comments(0) | trackbacks(0) | 13:17 | chaury |

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