絵本の読み聞かせをしてみよう!よみっこ ブログ




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希望の牧場(絵本)
 牛飼いの話……福島に住む牛飼いの話……

 原発事故後も立ち入り禁止区域内にある牧場で
 放射能を浴びた牛たちに
 餌をやり続けている……牛飼いの話。

 なぜ……?

 絵本を眺め終えた後も答えることはできない。

 でも……

 言葉にはできないけれども……分かる……!

 そういうことなのだろうと思う。
「牛飼い」が餌をやり続けているのは。

 おそらく……

 根底には「怒り」があるのだろうと思う。
 言葉にすることのできない強い思い。
 この強い思いが生み出した行動。

 この行動が共感を呼ぶ。
 言葉にはできないけれども……分かる……からだ。

 共感が、人を引き寄せる。

 そして……

 共感した人たち、集まってきた人たちによって、
 言葉にすることのできない強い思いが、
 形作られていく。

 結果として、それが運動にもなる。

 ここで思う……

「牛飼い」の奥底にある怒りが、何らかの形で静かになった時、
「希望の牧場」は、本当に「希望の牧場」になるのだろうと。

| comments(0) | trackbacks(0) | 14:56 | chaury |

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ぼくのかぼちゃ(絵本)
 毎年10月31日は、ハロウィンなのですね。

 いつのころから、そうなったのでしょうか?

 なんだかピンとこないのですが、
 たくさんの人が、
 楽しい時間を過ごせることはいいことですよね。

 ところで……

 ハロウィンには「かぼちゃ」ということで
 こんな絵本もいいのではないでしょうか。

 男の子の「ともくん」が、
 お母さんといっしょに、
「かぼちゃ」を育てる話です……

 仮装とか
 悪霊とか
 キャンディーとか
 お菓子とか

 まったく関係ないのですけどね……

 収穫を祝うということでは、最適な絵本です!

| comments(0) | trackbacks(0) | 12:22 | chaury |

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びっくりはなび(絵本)
 絵本の中で、

 花火が打ち上げられます!

 ……現在は、ちょいと季節外れですが、

 来年の夏にでもどうぞ……

 縦開きの絵本です。

「ひゅる ひゅる ひゅる〜」と、花火が上がる感じが出ます。

 さらに……

 見開きの上部が開いて長くなり、

 花火が「ぱーんっ!」と、さく裂するという仕掛けになっています。

 おはなし会に、いいかもしれませんね。

 来年の夏まで待てないという人は……

 クラッカー代わりに、

 お祝いや景気付けとして、

 花火を打ち上げてみるのもいいかもしれませんよ……!

| comments(0) | trackbacks(0) | 17:06 | chaury |

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まる まる まんまる(絵本)
 鮮やかな色の丸い形を含んだ何かが
 たくさん登場しおます。

 クイズになっているのです。

 問題となる最初の見開きには、

「まる まる まんまる なーんだ?」

 と書いてあります。
 左側は、一色に塗りつぶされていて
 右側は、同じ色の丸い形が描いてあります。

 ページをめくると、答えの見開きです。
 前ページと同じ色と大きさの丸を含んだ二つの何かが、
 左右に一つずつ描かれています。

 それも丸の位置は、前の見開きとまったく同じです。
 なぜならば、丸の部分がくり抜かれているからです。

 ……書いていて思いました……

 なんて分かりずらいんだろう!

 それで思いました……

「よねづ ゆうすけ」さんの楽しい絵本なのだから、
 とにかく手に取ってみてください!

 以上です……

| comments(0) | trackbacks(0) | 18:03 | chaury |

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ぼくのニセモノをつくるには(絵本)
 出ました!

「ヨシタケ シンスケ」さんの絵本、第2弾。

(第1弾は「りんごかもしれない」

 今回は、何をつつき回すのかというと……

 登場する男の子の「ぼく」です。

 ですから……

 自分とは何か? ということです。

 いろいろな、さまざまな、数えきれないほどの自分が、
 ひっきりなしに、うじゃうじゃと、次から次に出てきます。

 こんなことを、ただただ楽しんでしまえばいいのですが、

 そんな「自分とは何か?」を眺めているうちに、

 哲学しちゃってるな……

 ……なんてことも思ってしまうのでした。

 簡単に内容を紹介しておきます。

 登場人物の「ぼく」は、
 自分でやりたくないことを
 ロボットにやってもらおうと考えます。

 ロボットに「ぼくのニセモノ」になってもらおうというわけです。

 でも、そのためには、
「ぼく」とはどういうものなのかを
 ロボットに詳しく伝えなければならないのでした。

 そうしてロボットに伝えられた「ぼく」が、
 この絵本の内容の中心になっているのです。

 さてさて、この絵本を眺めて、
 吹き出してしまうのか……考え込んでしまうのか……?

 いすれにしても
 楽しいということに変わりはないのですけどね……!

| comments(0) | trackbacks(0) | 15:27 | chaury |

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てをあげろ!(絵本)
 主役は……

 有名なギャングを父親に持つ
 男の子の「ビリー」。

 物語は……

「ビリー」が立派な悪者になるために、
 他人を脅す練習をするという話。

 脅す練習というのが……

「てをあげろ!」

 ……他人に弾の入っていない拳銃をつきつけるのです。

 なにやら物騒な感じがして、弾が入っていなくても、
「そりゃ、ダメでしょ!」
 という印象を持ってしまいそうになりますが、
 ぎりぎりのところで留まります。

 なぜならば……

「ビリー」は、ハムスターだということと、
 性格が良すぎて優し過ぎるということがあるからです。

 だから……

 他人を脅す練習をすることになるのですけどね。

 さて……

 ハムスターの男の子「ビリー」は、
 ちゃんと他人を脅すことができるようになるのでしょうか……?

| comments(0) | trackbacks(0) | 16:27 | chaury |

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老人ホームのおはなし会(14年10月)
1.どん!
2.ピンクだいすき!
3.おでんのゆ
4.てをあげろ!

<☆chaury担当>

 小雨が降ったりやんだりで、
 グズグズとした
 はっきりとしない天気の日でした。

 こんな日のおはなし会は、
 よけいに晴れやかな気分になりたいと思うのです。

 もしかしたら……

 来場した皆さんも、同じ思いだったのかもしれません。

 いつも以上にノリが良くて、
 盛り上がったような気がします。

 とくに……

 最後に皆さんと共に歌った「東京ラプソディ」!

 なんだかよくわからないけれど、
 ワクワクしてしまいました。

 歌い終わったとたんに……

 拍手が響いて、

 何人かの人は、両手を頭の上で振っているし、

 そこかしこから

「わ〜い!」
「よかった! よかった!」
「楽しかったね〜!」

 なんていう声が聞こえてきました。

 とてもいい雰囲気でした。

 いい雰囲気だというのは、

 おはなし会に出向いた私たち二人が、
 拍手をもらったということではありません。

 この時のおはなし会の雰囲気に対して……

 拍手をして
 両手を振って
 声をあげた

 ……ということです。

 なぜならば、

 皆さんは、私たちにそう思わせるくらいに
 楽しそうに声を出して歌っていたのですから!

 皆さんと私たちが、
 いっしょに楽しい時間を作ったということです。

 ほんと、よかったです……!

| comments(0) | trackbacks(0) | 17:03 | chaury |

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フランシスさん、森をえがく(絵本)
 絵が……絵が……

 たまらなくいいです!

 惹きつけられます……

 主人公のフランシスさんには、モデルがいるそうです。
 森を描いたドキュメンタリー映画において、
 進行役を務めた植物学者のフランシスさんが、その人です。

 でも……

 この絵本の中のフランシスさんは、
 森の木々を描いている絵描きのようです。

 間違いなく……

 作者のフレデリックさんは、
 モデルのフランシスさんに、
 自分自身を重ね合わせて、
 絵本に登場するフランシスさんを
 完成させたのでしょう。

 モデルがいて、絵本の登場人物はいるけれども、

 絵から作者の思いが、
 溢れ出してくるようです。

 こんなに美しく
 命があふれている森を
 破壊するようなことをしてはいけない……

 そんな思いが、
 さらに絵を輝かせるのかもしれません……!

| comments(0) | trackbacks(0) | 15:29 | chaury |

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おやすみ のらちゃん(絵本)
 おなじみ……

「よねづ ゆうすけ」さんの

 シンプルしかけ絵本!

「おやすみ のらちゃん」の「のら」は、

 猫の子どもの名前です。

「ちゃん」が付いているので感じませんが、

「のら」だけだと、

 カワイイというイメージはありません。

 いかついとか勇ましいといった感じでしょうか。

 野良猫を思い出すからでしょうね。

 でも……

 絵本の中の「のらちゃん」は、

 とてもかわいいです!

 寝る前の準備をしています。

 そこで……

 さあ、何をやるの? といった

 クイズのような形式になっているのですが、

 その答えが、

 シンプルなしかけの中から表れるという仕組みです……

| comments(0) | trackbacks(0) | 18:04 | chaury |

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だっこして(絵本)
エクトル シエラ
佼成出版社
(2007-06)

 タコの親子の話。

 言うまでもないことでしょうけど……

 子育ては大変ですよね。

 そんなことを言いたいために、
 タコの親子が登場したのではないでしょうか……?

 まだ小さなタコの子どもは、
 母親が何をやっていても

「だっこして だっこして!」と言ってきます。

 でも……

 タコですから、大丈夫なのです!

 足が八本ありますからね。

 子どものタコを抱っこしながら、
 なんでもかんでもやってしまうという内容。

 この絵本は……

 タコの足って便利ですよね。

 ……というお話なのでしょうか……?

 もちろんそうなのでしょう。

 けれども……

 人のお母さんも、毎日、毎日、
 八本の足があっても足りないと思うくらいの
 家事をしながら子育てをしているんですよ!

 ……ということも

 言いたかったのではないかと思うのです……!

| comments(0) | trackbacks(0) | 12:09 | chaury |

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